約 2,329,540 件
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/2072.html
ガンダム・ファラクトGUNDAM PHARACT 登場作品 機動戦士ガンダム 水星の魔女 型式番号 FP/A-77 全高 19.1m 重量 57.1t 所属 ペイル寮 武装 ビームバルカンビームサーベルビームアルケビュースビークフットコラキビームカリヴァ 搭乗者 エラン・ケレス(強化人士4号)エラン・ケレス(強化人士5号) 【設定】 ペイル・テクノロジーズ社が開発したGUND-ARM。 ブラストブースターやGUNDフォーマットによる慣性制御の高次元化により、飛行性能が大幅に上昇しており、重力下においても宇宙と同等の機動性を発揮する事が可能。 本機の開発主任はかつてプロスペラの後輩であったベルメリア・ウィンストンが担当している。 そのためか用いられているGUNDフォーマットはルブリス同様にパイロットへのパーメットの逆流を引き起こす旧態然としたもの(*1)が用いられており、エアリアルのようにノーリスクで機体の思考操作をできるものではない模様。 一方でパーメットスコア上昇時におけるパイロットへの激しい負荷はエランには見られないため、パーメットの流入を防ぐよう機体側に細工してあるエアリアルに対し、パイロット側をデータストームに耐えられるよう改造して克服したのがファラクトであると思われる。 【武装】 ビームバルカン 頭部に2門を内蔵する小型ビーム砲。 ビームサーベル 前腕部に内蔵した近接戦闘用ビーム兵器。 ビームアルケビュース ファラクト専用のロングレンジビームライフル。 GUNDフォーマットによる知覚リンクを行う事で、狙撃の成功率を上昇させる。 アルケビュースは火縄銃の事。 ビークフット ビーム砲を内蔵した脚部ユニット。 爪先を折りたたんでビームを発射する。 ビークはクチバシの事。 爪先を折り畳んだ際の形状がクチバシに見えるため名付けられたと思われる。 コラキ ブラストブースターのバインダーに8基を搭載する遠隔操作兵器システム。 2基で挟み込むように展開して、触れた部位をスタンさせる電磁ビームを発射して接触させる事で行動不能に追い込む。 コラキはワタリガラスの事。 ビームカリヴァ ランブルリング戦で追加された1対2挺の大型ビームガン。 通常時は2挺拳銃としての使用だが、連結する事で「ビームマスケット」と呼ばれるライフル形態となり射程距離と威力が上がるビームを発射する。 不使用時は両腰に懸架する。 カリヴァは小型のマスケット銃の事。 【原作の活躍】 グエル・ジェタークが駆るディランザ(ラウダ機)と決闘を行い、前半は接戦を繰り広げたが、コラキで拘束したディランザをいたぶるように破壊。観戦者を唖然とさせた。 その後、スレッタ・マーキュリーのガンダム・エアリアルとGUND-ARM同士による決闘を行うも敗北した。 その後、ペイル社はベネリットグループのインキュベーションパーティで本機がGUND-ARMである事を公表。 その際に相互干渉現象を引き起こした事を根拠に、エアリアルもガンダムである事を暴露した。 同時に本機も開発部署共々凍結が発表されたが、直後にミオリネ・レンブランが立ち上げた株式会社ガンダムによって開発部署ごと買収され、凍結は免れた。 地球寮と共に参加したランブルリングではビームカリヴァを追加。新たにエランとなった強化人士5号によって運用された。 その後、5号の出奔によって乗り手がいない状態が続き、対クワイエット・ゼロ戦でも高パーメットスコア状態での運用を想定していない設計だったため運用される事は無かった。 エアリアルのエスカッシャンを装着したガンダム・キャリバーンに乗るスレッタにより、ILTSを無力化する目的でガンダム・シュバルゼッテと共に無人の状態で遠隔起動・運用され、高出力データストームを発生させた後、パーメット粒子となって消滅した。 【搭乗者】 エラン・ケレス(強化人士4号) CV:花江 夏樹 ベネリットグループ内の御三家が一つ、ペイル・テクノロジーズ社が擁立するパイロット。 誰にも心を開かない孤高の人物だが、スレッタに興味を抱くようになる。 その正体はペイル・テクノロジー社が作り出したデータストームに耐性を持たせた強化人間「強化人士4号」。パイロット能力は平凡な本来のエラン・ケレスの影武者。 オリジナルのエランに精巧に似せて整形された赤の他人である(*2)。 既に3人が使い潰されているらしく、4人目である自身も限界が近いのを悟り、スレッタとの決闘が最後の任務になるのも自覚していた。 エランとなる過程で全てを失ったらしく、それ故に自分の境遇をコンプレックスにすると同時に、自分と違い『何かしらを持っている人間』に敵意を抱くようになる。 スレッタとの決闘に敗北後、「スペアはまだある」「結果を出せない強化人士に用はない」と強化人士4号を用済みと判断したペイル・テクノロジーズのCEO達によって拘束され、ビームを照射され処分されてしまった(*3)。 しかし、最終決戦時にクワイエット・ゼロ内に組み込まれているオルガノイド・アーカイブとして幻影のような形でスレッタとキャリバーンの前に出現し、彼女のサポートを行った。 【原作名台詞】 「僕は人を好きになったりしないよ。絶対に」他人と全く関わらず、ペイル寮でもほとんど誰とも喋らないため、付いたあだ名が「氷の君」。無表情でもあるため、口の悪い者からは「マネキン王子」などとも呼ばれることも。 「スレッタ・マーキュリー…君は僕とは違う…」エアリアルを操縦してパーメットスコアを上げてみた際、自身にデータストームの逆流が起きなかった事に衝撃を受ける。スレッタが強化人士ではない事を知ってショックを受けてしまう。 「誕生日…? そんなもの僕にはない…」「鬱陶しいよ君は。モビルスーツが家族? あんなもの僕には呪いでしかない…!」エアリアルから降りた後、誕生日の事をしつこく聞いてくるスレッタを、過去を失ったコンプレックスと自身の境遇との違いによる嫉妬から冷たい言葉で拒絶する。突然の豹変ぶりにスレッタも思わず涙を流した。 「ガンダムを倒せるのは…ガンダムだけだ。」グエルの乗るディランザ(ラウダ機)を嬲り、ブレードアンテナをもぎ取る際に。 「君は何でも持っている! 友達も家族も、過去も未来も、やりたいことリスト…希望だって!」「だったら勝利くらい僕にくれよ! じゃなければ…不公平過ぎる!!」スレッタとの決闘にて、自分の想いを吐露するエラン。スレッタが指定してきた条件「エランさんの事を教えて欲しい」は、またエランの神経を逆撫でし、普段の冷静さを失って激昂する。しかし… 「…いたんだ、昔。誕生日、祝ってくれる人。僕には何もないと思っていた…けど、そうじゃなかった。そうじゃなかったんだ…」決着後、スレッタの提示した条件に応えるエラン。それは、自分にはないと思っていた暖かな思い出を確かに自分も持っていたことだった。 なお、敗北の直前にエランは母親と思しき人物に誕生日を祝ってもらったことを思い出すという回想シーンが挿入されたが、ソフト版ではその人物の顔がぼかされる修正が入り、せめてもの救いである思い出を曖昧にされる憂き目にあってしまった。 「ハッピー…バースデー…トゥ…」最期の台詞。ビームで処分されて死ぬ間際に誕生日の歌を口ずさむエラン。その表情はどこか穏やかだった。 「困ってる?」「ここには強化人士のオルガノイド・アーカイブが組み込まれているから。今は、この子と同じってことかな」「始めよう、スレッタ・マーキュリー。」キャリバーンとボロボロになったエアリアル(改修型)を用いてエリクトを復活させようとしたスレッタの前に現れる。OP2でチラ映りしつつなかなか現れなかっただけに、予想通り・予想外問わず視聴者は大いに沸いた。 決闘後の約束を果たせなかったことを詫びつつ、彼女の願いをかなえるために力を貸す。 エラン・ケレス(強化人士5号) CV:花江 夏樹 処分された強化人士4号に替わって擁立された強化人士5号。 性格はオリジナルのエランに近いチャラ男になっているが、内面は「生きる」事に必死な熱血さと誠実さを持つ人物。 過去は不明だが、少なくとも4号とは顔見知りだったらしく、「生きるのも死ぬのも決められない、可哀想な奴」と評していた。 一応ペイル所属の立場は変わらないが、名目上は株式会社ガンダムの社員でもあるので、地球寮のメンバーの話に参加する一幕も。 ランブルリング戦ではビームカリヴァを装備してMS型ガンビット・ガンヴォルヴァを撃破する実力を見せた。 同日に発生した学園内でのテロ後はしばらく事態を静観していたが、ペイル社の合同CEOの指示でエアリアルの強奪を強行するも機体そのものに拒まれ失敗。 後がなくなった5号はスレッタに脅迫紛いに迫りエアリアルを入手しようとするも、居合わせたグエルに捩じ伏せられてしまいこれも失敗する。 懲罰から逃れるためかペイルから出奔し、テロを企てたグラスレー寮に匿われた。 その折、一緒に軟禁させられていたテロ組織『フォルドの夜明け』のノレア・デュノクと絡むようになる。 当初は同じガンダムを駆る者(=安い命)同士として絡もうとしたが拒絶される。 その後は彼女が偶然落とした絵を軽い気持ちで見たが、無惨な死骸の模写の中に綺麗な風景画を見つけ、それに気付いた彼女が狂乱しながら死に怯える様子を見て、ノレアの本心を垣間見る。 ここから5号の心境にも変化が表れ始め、彼女が暴走して学園を破壊しようとしたときは命がけで止めようとした。 ノレアがドミニコス隊に討たれて戦死した後は逃亡を図ろうとするも、厳重な警戒態勢の中では不可能と判断し断念。 熱りが冷めるまで学園に潜伏しようとしていたところ、スレッタ達地球寮の面々が宇宙議会連合穏健派とドミニコス隊と共にプロスペラのクワイエット・ゼロを止めようと対談している現場に居合わせる。 事情を知った彼はもうガンダムに乗らないことと事態が収束した後は見逃してもらうことを条件に同行を志願し、優れた戦闘能力で地球寮の危機を救った。 選出理由はニューゲン曰く「あなた(オリジナル)と同じ性格の悪さ」だったのだが、この頃になると「本当に性格が悪いのか?」と思える程にチャラ男な性格は形を潜め、上記のスレッタに対して強硬手段に及んだ事を謝罪し、自分の知っている限りの4号の事をスレッタに教えるなど誠実さを見せていた。 戦いが終わった後は、ノレアが描いていたスケッチの風景の場所を探すべく、一人旅に出て行った。 【原作名台詞】 「変わったよ。君が変えたんだ。」エラン・ケレスとしてスレッタと対面した際に。4号とは異なるナンパ臭さに彼女は半ばドン引きしていた。 「逃げられちゃったか…でもまぁ、押せば落ちるな。あ、れ、は。」スレッタに逃げられた後の独白。妙にねっとりした言い方をしている。花江氏の怪演による4号ともオリジナルとも違う演じ分けは必聴。 なお、花江氏は「(演じた自分でも)気持ち悪い」と評していた。 「アーシアンのガンダムねぇ…関わりたくないなぁ。」プラント・クエタでのアーシアン過激派グループ「フォルドの夜明け」のテロ事件のニュースを見て。しかし、この後そのガンダムを駆る一人とは深い関わりを持つ事に。 「本気出したら死ぬんだよ、こっちは。」ランブルリングでファラクトのパーメットスコアを上げずに余裕で戦闘をこなす。実力は高いようだが、この一言は呪いのMSと仇名されたガンダムに乗るために生み出された強化人士の過酷な運命を端的に表している、5号を象徴する名言でもある。 「(死ぬ?)冗談じゃない…!」「この顔に変えてまで生き延びてきたんだ!」「むざむざ死ぬのは御免だよ!」ナンパ者の5号だが、これほどまでに生きることに執着しているのは、こうでもしないと生きていけない身分であるため。 「それがこの人体実験だって…? 自分は死にたく無い、けどこっちの未来はどうでも良いって言うのか…!?」「違わないだろ!!」エアリアルの奪取に失敗した後の格納庫にて。ペイル社に飼い殺しにされるしか生きる道がなかったベルメリア・ウィンストンの言い訳に対して正論を叩きつけ激怒する。5号が初めて感情を剥き出しにした場面だが、強化人士になるしかなかった彼にとっては彼女の言い分は到底納得できるものではなかった。 この回で、これまでスレッタ達に友好的に接して「善人」として描かれてきたベルメリアが、実は強化人士の研究開発をしていた俗に言うマッドサイエンティスト的な一面があった事が判明(*4)、被害者ぶった態度から彼女の評価は一気に下がってしまった。とはいえ彼女もこんなことをしないと生きていけない身分であり、不甲斐ないとはいえ現実の研究者並みに同情出来る部分もある。むしろそれを命じているペイル社が真っ先に批判を受けるべきだろう。 「死ぬのが怖いなら逃げろよ!」「ノレア! もういいだろう! これ以上、死に急ぐな!」「僕と来い! 生き方が分からないなら一緒に探してやる! 怖いなら隣にいてやる!」「僕をあの絵のところに連れていけ!」「生きていいんだって、証明させろよ!!」20話で再び発生した学園内での戦闘にて。上記の通り生きることに全力な彼は、死ぬのが怖くて全てを破壊せんとするノレアを止めようと説得するも… 初登場時にスレッタにナンパした人とは思えない熱血ぶりで、この場面以降、5号も視聴者から印象を見直されていく。 「今度は殺させないよ?」クワイエット・ゼロを阻止する中で、ドミニコス隊隊長ケナンジ・アベリーに皮肉混じりに漏らした台詞。知らなかったとはいえ、説得に応じたノレアをみすみす死なせてしまった事を許していない様子。 とはいえ、会話の内容を知る由もない、学生からも多数の犠牲者が出た後の学園での2度目のテロ、相手は協定違反のガンダム、再び暴走すれば更に死者が増える可能性を配慮すれば、狙撃の判断を下した隊員に決して非はないものだが、一言言わずにはいられなかったのだろう。 過去作でも似たような事例は何度かあり、あちらはいずれも暴走したのでこれ以上の被害拡大を防ぐ、撃てなかったとはいえ見かねてやむを得ずなどして撃破している。 「場所ぐらい書いとけよなぁ…」全てが終わった後、ノレアの遺した絵の風景を探して当てのない旅をする5号。不満を漏らしながらもどこかまんざらでもない様子。 【関連人物】 エラン・ケレス(オリジナル) CV:花江 夏樹 本物のエラン・ケレス。 AIが判断するというペイル社独自の後継者決定システムにより選出された学生。 学業面ではかなりのハイスペックな若者であるが、MSパイロットとしてのみ凡庸。 しかし、決闘システムでミオリネ争奪戦が始まってしまったため、「強いパイロットとしてのエラン」が必要になったのが強化人士プロジェクトの発端である。 彼自身はなかなか尊大な性格ながら、陣中見舞いと称しつつ4号を激励(*5)したり、5号の選出理由に呆れたりとCEO達に比べればまだまともな方。 "処分"された4号として振る舞いスレッタを誤魔化したり事態の行く末を見事に的中させたりと、AIが見定めた通り随所で高い能力を示す。 しかし、結局はペイル社に飼い殺しにされることを嫌い、最終決戦直後に敗北を悟ると同時に兼ねてから受けていたヘッドハンティングによりペイル社を脱退。 3年後もセセリアを隣に侍らせつつグエルに強気の事業交渉を持ちかけるなど、尊大な性格は相変わらずの模様。 【原作名台詞】 「よぉ、久しぶりだな? 俺。」「相変わらず暗いねぇ~。俺の代わりなんだからさぁー、もうちょっと明るく振舞ってくれよ?」4号に対して。同じ姿でありながら4号とは正反対の性格に驚いた視聴者も多かったのではないだろうか? 「なんだって俺が強化人士の尻拭いなのさ…」ベネリットグループのインキュベーションパーティーに、処分された4号の代わりとして出席する。スレッタとも会話し、最後まで気づかれなかった様子。 「ヘッドハンティングってやつ?」「ペイル・グレードの下じゃ飼い殺しだからさ…じゃ♪」最終決戦後、全ての算段がご破算になって憤怒の表情を浮かべるCEO達に向かって、エキセントリックな辞表(*6)を叩きつけて退室した。 ちなみに、これらのシーンでも彼の分の椅子がなく一人だけ立つハメになるなど、「後継者の割に扱いが酷すぎかったのでは?」という考察も見られる。 【VS.シリーズの活躍】 EXVS.2 OB 2023年11月14日に第3弾追加機体として参戦。 ビームアルケビュースによる狙撃とコラキで敵を追い詰めるコスト2000の射撃機。 なお、パイロットの4号に合わせた再現を重視したためか、5号の時に使用したビームカリヴァは装備されていない。 原作通り、高機動機体でありながらスタンビットによる搦め手を利用した引き撃ちを得意とする狙撃機体。 参戦が公表された直後の配信プレイの時点で、視聴者兼プレイヤーからは「対戦ゲームで実装していいものではない」と不安視されていたが、その不安は的中してしまう。 また、同時に「前回出したぶっ壊れ全能機から何も反省していないのか」、という批判も多かった。 ケルディムガンダムと同様のメイン射撃は弾数1の代わりに手動リロード式なので実質弾数無限なうえ足を止めずにリロード可能、 案の定ダメージがないもののスタン効果(プレッシャーに近い性質)のコラキによるサブ(原作よろしくビームカーテンの様に展開される)はビームではないので前面バリアはおろかABCマントやフルクロスで防げない、 後退もしくは側転しながら撃つ銃口補正に優れる特射のビークフット(更に特射特格にキャンセル可)、 派生付きの特殊移動(特格 特格派生はビームアルケビュースを3連射するもので一発毎に銃口補正がかかり直り、メインにキャンセル可能)と、どれをとっても隙がない。 特に特殊移動は後ろ移動は誘導切り付きで大抵の射撃からキャンセルして使用でき、メイン派生の移動撃ちはメインと弾数共有ながら通常メインより銃口補正と発生が異常に強力で下手なステップすら狩れる上、弾数さえあれば赤ロックを保存したまま引き撃ちという芸当も可能。 これで2000というコストパフォーマンスの良さを誇る。 引き撃ちよりむしろコストの安さや押し付けの強さを利用して、スペアはまだあるとばかりに突砂爆弾戦法も可能とし、「当てに行ける狙撃」としての動きも主流になっている。 覚醒技は狙撃系あるあるの赤ロック無限狙撃と乱舞系の「勝利くらい僕にくれよ!」。 「引き撃ち戦法で猛威を振るった狙撃ビーム持ちのG-アルケインで文句を言われたから学んで今度は当てにいく狙撃機を出した」とか「全盛期のケルディム+マワール」とか言われることも。 性能はもとより対戦ゲームでは忌避されやすいコンセプトをほぼそのまま実装した事から、多くのプレイヤーから第5話のギャラリーのようにドン引きされている。ディランザで善戦したグエルが再び評価されたとか ファンからは稼働初期のガエリオのように原作の台詞をもじって「君の100円くらい僕にくれよ!」とか「環境、変わりそうね」「環境、変わったわね」など言われている。 そして同様に得物のビームアルケビュースの切り抜き画像が出回ったり変な鳥に持たせてクネクネ踊らせたり…とまたもや謎の盛り上がりを見せている。 そんな有様だったため実質本作2度目の緊急下方が発表され、なんと登場からわずか3日という歴代最速での下方修正を受けることに。特格メインの銃口と赤ロック距離が下方されることとなった。 この時点の戦績は勝率50.6%、使用率19.8%と、どれだけ嘆いて勝利をもらったんだと言いたくなる数値。 おかげで上記の名台詞がほぼブーメラン同然である これよりひどいのはもう現れないはず。……さすがに。 弱体化されたとはいえ、相変わらず横特格射撃派生のマワール撃ちは斜めBDや横BDの初動だろうと撃ち抜けるほどで、2000どころか全機体上位の使用率を誇っている。 今日もどこかで4号が相手のコストとプレイ料金100円を奪っているだろう。 弱体決定時には「3日でハッピーバースデー」「本気出したから死んだ(下方された)」「真エラン様でも無双できそうだったのに」「環境、また変わりそうね」などやっぱり話題となった。 その後もアップデートにて下方修正されているが代名詞たる特格射撃派生は守られているため、本機の地位は一切揺らがなかった。 そして、2024年3月のアップデートにてメイン射撃の弾数が撃ち切りリロードの3となり手動リロードが廃止、特格射撃派生がメインとは別の弾扱い・かつこちらも撃ち切りリロードで1発限りとなった。 とはいえ性能は据え置きでリロードもそこまで長くない7秒なので、今度こそプレイヤーの腕の見せ所といったところ。 前回のアップデート程ではない(Hi-νが超強化された)が環境は変わり、これまで高かった本機の勝率は落ちることとなった。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ ビームアルケビュース所持時 ビームアルケビュースを構える。 抜刀時 ディランザ(ラウダ機)のアンテナを掲げる。原作第5話の勝利時の再現。これでディランザは前代未聞のアンテナのみの参戦というドーベン・ウルフ以上の快挙を成し遂げた 覚醒時 コラキを展開してレーザー網の中でポーズ。第5話のワンシーン。 敗北ポーズ 腹部が溶解して漂う。破損したアンテナ、左腕、右脚、右ブースターが周囲に漂い、シェルユニットから光が消える。エアリアルに敗北した場面の再現。 ちなみに腹部が溶解してるのは本放送版でのみであり、映像ソフト版では溶解していない(*7)。 【その他の活躍】 * 【余談】 ヤマザキビスケットとのコラボではスナック菓子「エアリアル 焼きとうもろこし味」のパッケージにエランとファラクトが起用された(*8)が、4号が処分された場面が何らかの光線装置で焼却された様に見える事から、「焼きとうもろこし味は伏線だったのか」とネタにされる事になった。もっとも、後に発売されたミオリネが描かれたパッケージのフレッシュトマト味が更に物議を醸す事になったが… 精巧に似せられた影武者系キャラとしてはシュバルツ・ブルーダー、ミーア・キャンベルに次ぐ強化人士4号及び5号。 4号に至っては「4にまつわる強化人間系キャラ」、「黒いガンダムに搭乗」、「主人公と親しい仲になるが死別する」、「最終決戦で幻影として現れ、主人公を助ける」など、偶然にもフォウ・ムラサメを連想させる要素が多い。 なお、最終的に生存した5号はともかく、4号は上記の3人と同様に悲しい結末を迎えている。 もっとも、5号もノレアとの悲しい別れを経験する事になる。
https://w.atwiki.jp/gundam-vs-gnsk/pages/881.html
ドレッドノートガンダム(Xアストレイ)DREADNOUGHT GUNDAM (X ASTRAY) 登場作品 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY 型式番号 YMF-X000A 全高 18.21m 重量 67.5t 所属 ジャンク屋組合 搭乗者 プレア・レヴェリー 武装 MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲MA-M22Y ビームライフルMA-MV04 複合兵装防盾システムXM1 プリスティスビームリーマードラグーン・システム 特殊装備 フェイズシフト装甲ニュートロンジャマーキャンセラー核エンジン 【設定】 ザフトが連合から奪取した4機のGAT-XシリーズのMSを解析して開発した試作型モビルスーツ。 GAT-Xシリーズの特徴のひとつであるフェイズシフト装甲も搭載されている。 開発期間の短縮の為に当時のザフトの新鋭機であったゲイツがベースとなっており、ニュートロンジャマーキャンセラー(以下NJC)を搭載している頭部と核エンジン搭載の胴体以外はゲイツのパーツの流用である。 本編では頭部を盗まれた際、ゲイツの頭を一時的に移植していたこともある。 NJCによって核エンジンの使用を可能にしているが、試作品のためか有効範囲が広く、本機以外でも核が使用可能という欠陥を持っている。 本機の開発データは後のフリーダムガンダムやジャスティスガンダムに活用される(*1)。 本来は核動力の試験終了後は解体されるはずだったが、一部のザフト関係者の手により地球に居るマルキオ導師に譲渡するために解体されずに残り、受け取りのためにプレア・レヴェリーが宇宙に上がることになった。 ドレッドノートの名称は『プラントを守る勇敢なる守護者』という意味が込められているが、危険な核エンジンを積んでいることから『こんな機体に乗る奴は勇敢だ』という皮肉にもとれてしまい、最初にこの機体を発見し調べたロウ・ギュールが「ふざけた名前付けやがって」と憤慨する場面もあった。 試験機のためか装備はバルカン、やや大型のビームライフル、ビームの刃が出る大型のシールドとベーシックなものばかりだが、唯一腰に装備された『プリスティス』のみ、後のドラグーン・システムの雛型であり、これを最大限活用するためには高度な空間認識能力を必要とする特殊武装である。 【設定(Xアストレイ)】 アンドリュー・バルトフェルドより手渡された、本機の試験から得られたドラグーン・システムの設計データを基に、ロウ・ギュールがロンド・ミナ・サハクの協力のもとアメノミハシラで完成させたドラグーン・ユニットを装着した、ドレッドノートの完成型。 一際大きなX字のシルエットのドラグーンはプロヴィデンスガンダムのように射出してビームを発射するのみならず、一種のジャマーフィールドを形成可能である。 有線だがこれはユニットにPS装甲を展開するためのエネルギー供給用であり、コントロール自体は量子通信で行なっている(量子通信によるコントロールはプリスティスも同様)ので切断されてもある程度は使用することができる。 使いこなすには高度な空間認識能力が必要とされている。 プレアは本機を駆ってカナード・パルスを救うことを決意し、それを目の当たりにしたロウは本機を「兵器でありながら人(カナード)を助けるために(兵器としての王道を外れた目的のために)使われ、背中に大きなXを背負っている」ことから『Xアストレイ』と名付けた。 【武装】 MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲 頭部に4門が装備されている。 ゲイツと同じモデルを採用している。 MA-M22Y ビームライフル ゲイツの「MA-M21G ビームライフル」の流れを汲む。 後にプロヴィデンスガンダムの「MA-M221 ユーディキウムビームライフル」の原型になっている。 MA-MV04 複合兵装防盾システム ビームサーベルを内蔵した実体盾。 ゲイツに装備された「MA-MV03 2連装ビームクロー」の改良モデル。 XM1 プリスティスビームリーマー 両腰に装備されたドラグーン・システムの一種。 ゲイツの「EEQ7R エクステンショナル・アレスター」の発展型で、ビーム砲端末と本体はケーブルで繋がれている。 これは端末の紛失を防ぐためのものであり、切断されても運用に支障はないとされている。 また、格闘用のビームスパイクとしての使用も可能。 プリスティスは「ノコギリエイ」の意。 ドラグーン・システム 背部に追加された4基の誘導兵器。 1基につき10門、計40門のビーム砲を内蔵している。 こちらもプリスティス同様に有線式となっているが、エネルギー供給用のケーブルであってガンバレルのような操作用では無いため、切断されてもコントロールが可能。 【原作における活躍】 サーペントテールの襲撃を受け航行不能になった輸送船に、未完成で頭部を奪われた状態の本機が気を失っていたプレアと共にロウ達に発見される。 ドレッドノート確保の密命を受けたミハイル・コースト(*2)率いるザフトの部隊の襲撃を受けた際、核エンジンが使えないためゲイツの頭部を装着し通常バッテリーに換装した状態で出撃した(*3)。 その後カナードたちによって拘束されるが、ロウ達の機転や助太刀に現れた叢雲劾によって形勢逆転、任務のために奪取した頭部が返還され、混乱している隙に本機をようやく本来の姿に復元した。 その後の戦闘でもプレアが自ら出撃し、プリスティスのドラグーンを使いこなし一度はハイペリオンを大破させた。 ジャンク屋組合のステーションがカナードの攻撃を受けた際にオルテュギアに投降し収容されるが、後にプレアとの決着を望むカナードはドレッドノート強化のためにプレアと共に解放。 リ・ホームに戻り、Xアストレイとなって核エンジンを搭載したスーパーハイペリオン駆るカナードに挑む。 舌戦も交えた激闘の末、ハイペリオンは核エンジンの暴走によって大爆発を起こすが、カナードの救出に成功。 しかし、プレアは死亡してしまったため、残された機体はプレアと和解しその意思を受け継いだカナードが引き継ぐことになった。 カナードは高度な空間認識能力を持っていなかったため、本機はドラグーン・システムを廃止し改修を受けたドレッドノートイータとなる。 【搭乗者】 プレア・レヴェリー CV:小島 幸子 ドレッドノートガンダムのニュートロンジャマーキャンセラーをマルキオ導師の下に送り届けようとしていた少年。 マルキオからは「運命の子」と呼ばれている。 ロウ・ギュールが輸送船で気絶していた彼を発見し、保護した。 彼の正体はムウ・ラ・フラガも所属していた地球連合軍のメビウス・ゼロ部隊所属していた隊員でグリマルディ戦線で戦死した人物のクローン。 プレアもまたクローンの宿命でラウ・ル・クルーゼやレイ・ザ・バレルと同様にテロメアが短く、寿命も短い。 その隊員譲りの空間認識能力を持ち、ナチュラル用OSならMSの操縦も出来るが、本人は争いを好まない優しい性格。 カナードとの戦いで彼の中の「黒い炎」を感じ取っており、彼にこれ以上戦ってはいけないと制止しようとしたこともあった。 終盤、カナードを助けるためにXアストレイで挑み、「自分は戦い、勝利することで存在が許される」というカナードの言葉に対し、プレアは自分の素性を明かしたうえで「自分たちは戦うために生み出された存在じゃない」と彼の言葉を否定した。 核エンジンの暴走でハイペリオンが爆発した中、間一髪でカナードを救出するが、限界が迫っていたプレアは最後の力を振り絞り、彼に人の想い、「あなたも一人じゃない、人と人は想いで繋がっている」と伝え、カナードを心の闇から開放する。 その後、カナードに見守られながら静かに息を引き取った。はずだったが… 【原作名台詞】 「ボクには……ボクには時間がないんです……」 「……行け!!プリスティス!敵はあの黒い炎だ!」 「武器が上手に使えるなんて……全然……すごくなんて……ないんだ……」 「ドレッドノート……もう一度ボクに『勇気』を貸してくれるかい?」 「Xアストレイ、ボクに勇気を!!」 「誰もが何かを決められて生まれたりはしない あなたの能力をどう使うかはあなたが決めることです!!」 「ボクもあなたのために想う!」 「ボクは一人じゃない…… そしてあなたも一人じゃない… 人と人は想いの力で…繋がっているんです」 【VS.シリーズにおける活躍】 EXVS.MB 第4次解禁機体として7月に登場。 すでにハイペリオンガンダムが参戦しているため、本機の参戦を予想したユーザーも多かったと思われる。 ドラグーンやビームリーマーによるオールレンジ機…ではなく、やや特殊な武装を備えた射撃寄りの万能機。 ビームリーマーはハンブラビのアシストのように自機か僚機の周辺に停滞させて、メイン射撃に連動してビームを発射する。 ドラグーン・システムはよくある発射ではなく、ビームを拡散させる範囲攻撃で、相手の移動方向を読んで当てることが可能。 また、優秀な単発ダウン射撃のCS・アシストのレッドフレームの他、凶悪な判定を持つBD格を筆頭に良好な格闘性能を持つ。 更にこれだけの武装を持ちながら、赤ロックや機動力も高く、低耐久や機体サイズ等の弱みもない。 以上から前作全盛期のジオングのような激烈な強さはないものの、総合力の高さから2000コストの中では非常に評価が高い。 第3次解禁のブリッツガンダムとは何かと共通点が多い。 コスト2000、SEED系列の機体、シールドにビームサーベルを仕込んでいる、パイロットは美少年(女性声優が声を担当、そしてあまりにも短い生涯)等々…。 一部雑誌では解禁時期の違うこの2機を同時に紹介する記事が掲載されているほど。 【勝利・敗北ポーズ】 勝利ポーズ 通常時 左腕のシールドのビームサーベルを発振させてポーズ 覚醒時 ドラグーンを周囲に展開し、右手を伸ばす 敗北ポーズ フェイズシフトダウンした状態で崩れ落ちている ハイペリオンの爆発からカナードを救った時の再現で、よく見ると手元にカナードを抱えている。 【余談】 HGサイズで本機のガンプラも出ているがビームサーベルのビーム部分がない。この部分は同じHGのプロヴィデンスガンダムから流用しないといけないものとなっている。
https://w.atwiki.jp/g-vs/pages/51.html
ガンダムヴァサーゴ 正式名称:NRX-0013 GUNDAM VASARGO 通称:ヴァサーゴ 愛馬 兄者 パイロット:シャギア コスト:2000 耐久力:600 盾:× 変形:○ 換装:× 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 クロービーム砲 6 110 振り向き撃ちがない サブ射撃 ストライクシューター 2 単発60~148 水平に広がる6本のビームを発射。近距離では拡散 特殊射撃 メガソニック砲 1 243 ゲロビ。隙が大きい 特殊格闘 アトミックシザーズ - ビーム95捕獲20 アシュタロンが射撃しながら突撃 相手を捕獲する総ダメージ111 変形射撃 シザーズビーム砲 - 95 1発50ダメ。弾数消費無し 格闘 名称 入力 威力 備考 地上格闘 逆袈裟→横薙ぎ→回転薙ぎ払い→捕縛クロー→サーベル(→ビーム) N→N→N→前→N(→射) 230235~258(209~237) 1・2段目から前派生追加Nでサーベルか射でビーム 空中格闘 払い上げ→叩きつけ→捕縛クロー→サーベル(→ビーム) (空中)N→N→前→N(→射) 171229(205) 1段目から前派生追加Nでサーベルか射でビーム 地上ステップ格闘 左パンチ2回→右パンチ→捕縛クロー→サーベル(→ビーム) ステ→N→前→N(→射) 175206~230(184~193) 左パンチ1・2段目から前派生追加Nでサーベルか射でビーム 空中ステップ格闘 両手突き→広げ→捕縛クロー→サーベル(→ビーム) (空中)ステ→N→前→N(→射) 180235(208) 1段目から前派生追加Nでサーベルか射でビーム BD格闘 居合の多段系 BD 110 赤ロックだとかなり移動する 変形格闘 回転突撃 変形中N 160 モビルアシスト D.O.M.E.ビット 5 76(2Hit) 1発40ダメ。2体がビームキャノン 単発よろけ Gクロスオーバー かつて戦争があった 複数のGXビットによる上空からのサテライトキャノン 【更新履歴】 08/11/20 各所に追記、軽量化??? 08/10/11 行間整理、各所に追記 08/09/29 射撃・格闘データ追加 解説 攻略 多彩で高威力の射撃コンボと特殊な格闘を持つ機体。 BD性能はコスト2000相応の速度・持続であるが、発生が悪い。 変形は速度自体は速めだが、その場でバク宙してからアシュタロンに乗るため初速が遅い。 さらに、この動作中もブーストを意外と消費するため持続が思うほど良くない。 変形解除動作や、変形解除硬直は恐らくシリーズ最長なので注意が必要。 ただし、変形時の恩恵(変形特有の上昇や曲げ撃ち、解除動作を絡めたトリッキーな動き)が大きいため、上手く使っていきたい。 最大の特長である特格(ガンダムアシュタロンMA形態、パイロットは弟のオルバ)の使い方が重要。 これを駆使した高威力射撃コンボ、拘束コンボがヴァサーゴ最大の持ち味である。 変形中にアシュタロンを飛ばすことも出来る。 弾数制限がないので積極的に使える。ただしアシュタロンが場に存在する限り次が撃てず、変形もできなくなるので注意。 ヴァサーゴの格闘はかなり特殊で、一定距離まで詰めたらその場で静止しクローを伸ばして攻撃する。 全体的に踏み込み速度に難があるものの、リーチが非常に長い。鞭を思わせるほど長い格闘もある。 その長さ故に建物を貫通して敵に当てたり、他機体では踏み込みが必要な距離からそれ無しで当てたりすることもできる。 自機そのものはほとんど動かないため、回避、カットされやすい等の脆い一面もある。 また、各種格闘の射程を正確に知っておかないと、届くと思ったが別種の格闘が出て届かなかったという場合も増える。 癖がかなり強いものの、各種武装を使いこなせば他機体とは一線を画したトリッキーな攻めで相手を翻弄できる。 射撃武器 【メイン射撃】クロービーム砲 [常時リロード][リロード 5秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2][補正率 65%] [発生 15フレーム][硬直 46フレーム][キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 普通のBRだが、同コスト帯の中では若干威力が高く発生も早め。 背後の相手には腕を蛇のように伸ばして相手に向けるため、ほぼ真後ろに撃つ時以外は振り向き撃ちにならない。 しかし、振り向かないだけで硬直はある。動きながら撃つと足が止まるので分かりやすい。 弾数は6発だが、アシストや特殊格闘も使えばよほど乱射しない限り弾切れになることはない。 背中に手を伸ばす振り向き撃ちは、射角の関係ですぐ後ろにいる相手に当たらないことがあるので注意。 サブ射・特射・特格でキャンセル可で使い勝手が良く、使用頻度が高い。 【サブ射撃】ストライクシューター [常時リロード][リロード 6~7秒/1発][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 ][補正率 %] [発生 19フレーム][硬直 79フレーム][キャンセル→特殊射撃、特殊格闘] 両手を前に突き出し、水平に広がる6本のビームを射出。 近距離では扇状、中遠距離ではある程度前方にまとまって発射される。 射程は大体自機の赤ロック距離までで、1,2本HIT時よろけ、3本HIT時ダウン。 近距離ではHIT数が増えるので、相方の格闘が終わった後の追い討ちなどに良い。 メイン射撃と各種格闘からキャンセルでき、更に特射と特格へキャンセルが可能。 ストライクシューターを構えている時もキャンセル可能なため撃つ前にキャンセルしないように。 特射Cは、無駄に硬直が増えるだけなので絶対にしないこと。(弾切れ中も然り) 特格Cなら硬直が軽減され、タイミングを計れば相手の射撃を避けることもできる。 サブでダウンしていればすぐに弟は地面に当たって消えるし、ダウンしていなくても弟で捕縛orダウンさせられる。 サブは特格Cとセットでの使用を推奨。 BRからキャンセルした場合、多少距離があってもひっかけられる。 基本はBR→サブでダウンを取っていく戦法が安定する。 メインが相手にステップされ、回避されたときに追加で撃っても銃口補正はかからないので、HIT確認後に撃てるようにしよう。 BDや格闘では銃口補正は切れないので、近距離でのBRが外れ相手が格闘を振ってきたときのカウンターの一面もある。 近距離の場合、範囲が広がるので格闘の代わりとしてステップも狩れる。そうすれば近距離のプレッシャーを相手に与えられる。 Vガンダムのシュラク隊、チョバム着用のアレックスや力発動中のZの相手をする時など、多段ヒットを狙いたい時に重宝する。 デビルガンダム戦ではこれ1発で本体、DGHともども強制ダウン(DGHはHPが残る)。うまく使えば被弾をかなり抑えられる。 【特殊射撃】メガソニック砲 [撃ち切りリロード][リロード 約8秒/1発][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 合計5以下][補正率 %] [発生 60フレーム][硬直 177フレーム][キャンセル→なし] 2本のクローアームを垂らし(地上だと屈みながら地面に刺す)、ゲロビを照射。 空中ではブーストを消費するが消費量は意外と少ない。 また、動作後硬直もゲロビ系統の武装にしては短めで、緑ロック時の闇討ちに使えば反撃を回避できる場合が多い。 またCPUには緑ロックぶっぱが面白い程当たる。 特格で止めた時に使うのが一般的、もちろんカットされないような状況で。GCO時にどさくさに紛れて狙うのもあり。 直に当てに行くなら、相手の格闘や着地などを先読みして当てたいところ。 (きりもみではないが)強制ダウンを取れるので、2号機の核発射モーションやZの覚醒斬りを見たら迷わず叩き込もう。 なおアレックスに当てた場合、一撃でチョバムを破壊し本体にも大ダメージを与えることができる。 因みに、弾の消費はビーム発射時であり、発射準備中でもキチンとリロードのチャージは続いている。 これを利用して、 リロード中→タイミングをみて特射入力→発射準備→リロード完了→直後ビーム発射 という事も可能。こうすると約1、2秒ほど早く撃てる。それ程連射する武器ではないが、覚えておいて損はないだろう。 ZZのハイメガキャノンのように緑ロックでも当てることができる。 発射後は比較的早く動けるので、相手にゲロビ・核持ちがいなければ緑ロックから狙撃してしまおう。 ただしエクシアがいるときは注意。超弾速のアシストで逆に狙い撃たれる危険がある。 ※以下、ネタ的メガソニック砲の使い方 実は相手が(相手自身のも含む)GCOにあたって赤ロック状態で真上に吹っ飛んでるときにも狙える。 当て方は、基本的に真上に吹っ飛んだ相手限定。 GCOヒット→飛び上がる→最高上昇地点よりも早めに特射入力→落下開始→上昇中の位置に放ったゲロビの中に落ちてくる。 という具合。斜めにふっとんだ相手にはまず当たらない。それ以前に隙だらけなのでカットされる心配がないときにでもどうぞ。 上空からの射撃や、デビルガンダム(本体)のゲロビ(ヴァサーゴが接地の場合のみ)にタイミングよく入力するとしゃがむ動作で避けられる。(←確認済み) 【特殊格闘】アトミックシザーズ [弾数無限][属性 ビーム+実弾?][よろけ→捕縛→ダウン][ダウン値 0.5×2+0.5↓][補正率 96%(本体)74%(全HIT)] [発生 30フレーム][硬直 41フレーム][キャンセル→なし] バク宙後、アシュタロンが2本の無誘導のビームを発射しながら突撃。変形中でも使用できる。 タイミングをはかればバク宙動作で細い射撃(普通のBR程度)や横斬りの格闘を避けられる。 ステップしながら射出した場合、機体1つ分程度をステップした方向に移動しながら放つことができる。 アシュタロン本体がHITすると、相手を約2秒捕獲する。パーツ分離中のVやインパルスもきちんと捕獲する。 本体の誘導は凄まじく、特に上下方向は90°近く曲がって相手を捕らえることもある。 ただし、移動速度が速くなく、左右の誘導は上下のそれに比べると悪い。 このため、通り過ぎるまでフワフワや横方向のBDなどで動き続けているとステップしないでも回避は難しくない。 捕縛後は爆発し、相手はダウンする。(※高度があると受身可能) メイン、サブと各種格闘からキャンセル可能。 サブ射撃同様、メインがステップで回避されてしまうとキャンセルで出した弟は誘導しない。 弾数制限がないため、積極的に使っていくことができる。 ただし、場にアシュタロンが残っている限り特格は使えなくなっている。 そうなると攻め手が減り、移動手段もBDのみになってしまう。相手の上から使用するのがベスト。 アシストと併用してBRの装弾数の少なさを補い、手数を増やすことが出来る。 発生が若干遅いので、直接ヒットを狙うなら多少早めに出しておこう。GCO中などBDで逃げる敵には非常に有効。 捕縛後の追撃はメインが安定。 特格を直接ヒットさせ、カットされないようなら格闘や特射でダメージを稼いでもいい。 格闘→特格C→格闘で拘束したり、あえて追撃せずに放置してもう片方の敵を片追いしたりするのもアリ。 ただし、高度がある場合は捕縛が解けた後に受け身を取られる可能性があるので追撃を忘れずに。 (これらのコンボ詳細は下記のコンボ表を参照) 高い位置から発射するとビームのノックバックでアシュタロンが地面に激突してしまうことが多々ある。 上手く掴んでくれないと感じる人は、もう少し高度を落として使おう。 ビームと本体両方ヒット×3+ビームのみで強制ダウンなので、ビームと本体でダウン値は1.3以上1.6以下。 弟本体のダウン値はおそらく0.5未満だと思われる。 [ビーム貫通可、本体捕縛可] Zガンダム 体を通して出る力状態 ガンダム試作2号機 核発射準備中のスーパーアーマー中 ビームも本体もヒットするグループ。 どちらも凶悪なので、確実に捕縛しよう。 [貫通不可、捕縛可] νガンダム Iフィールドバリア展開中 ゴッドガンダム ゴッドフィンガーの射撃バリア マスターガンダム ダークネスフィンガーの射撃バリア 盾持ち機体 盾防御時 ビームは弾かれるが本体できちんと捕縛できるグループ。 バリア中のνは捕縛中でも追撃のビームがきっちり防がれる。 安全ならば特射や格闘。無理ならメインとサブでバリアを剥がすだけでも。 運が良いと、ゼロ距離(バリアの内側)で発射したシザーズビーム砲がヒットする模様(要検証)。狙って出来るものではないが。 ゴッド、マスターの各フィンガーに対しても有効。侮って出してきた敵を懲らしめてやろう。 ただし、発生が早めのダークネスフィンガーは距離によってはモーションを見てからでは遅いかもしれない。 盾持ち機体相手は、BR→特格キャンセルを出すと初弾ビームが防がれても BRヒット(防御)→弟ビーム(防御)→弟(防御不可) という段階を踏んで確実に捕らえることが出来る。 [貫通不可、捕縛不可] アレックス チョバムアーマー装備中 Vガンダム シュラク隊(アシスト) ガンダムヘビーアームズ改 メリクリウス本体(アシスト) ビームも本体もヒットしないグループ。 シュラク隊は1体も破壊できない。アレックスともども特格ではなくサブか特射で対応しよう。 ヘビーアームズはアシストが消えるのを待つか、特射か格闘で。 ※以下、ネタ的アシュタロンの使い方 上記の特殊射撃項目内のGCOヒット後の追撃同様、似たような感覚で弟を放つとまれに捕縛することがある。 また、対人に限らず後半CPU戦などでも弟HIT→放置はとても有効。 メインHITからキャンセル特格→捕縛→ダウン→復帰→主戦場に戻る というプロセスを敵に取らせることによって 実に10秒弱もの時間、敵一機を無力化できる。 味方とのBRクロス連発の後にまた弟→放置→…という連携を繰り返せばあっけなく戦闘が終わることもしばしば。 ただ、ガンタンクなどを捕縛して放置しても意味がないので注意。 後半CPU戦でシールドを多用するV2、X、2号機、F91などに対しても弟が刺さるのでやりたい放題出来る。 【変形射撃】シザーズビーム砲 [弾数無限]属性 ビーム][よろけ][ダウン値 ][補正率 %] [発生 12フレーム][硬直 ?フレーム][キャンセル→なし] 前方に2本のビームを発射。2本Hitで95、1本Hitでは50ダメ。補正率は何気に優秀。 アシュタロンが撃つため、ヴァザーゴの弾は減らない。 変形動作が遅いために近距離で曲げ撃ちするのは反撃が怖い、やるなら確実に当てるように。 近距離にいる相手の硬直を狙うなら特格の方がいい場合もあるので、随時判断する必要がある。 射撃硬直が非常に長く、変形射撃から次の行動に移れるまでの時間があまりにも長い。 それを利用して変形伸ばしに使える…と思いきやブースト残量が0になった時点で強制的に変形が解除される。 移動時の牽制によく使う武装なので主力というほどではないが使用頻度は低くない。 だが考えもなく中距離から接近しつつ使ってしまうと射撃硬直と変形解除硬直2つの長時間硬直が仇となり、 余裕で格闘で迎撃されるのでご利用は計画的に。 変形射撃は特格でキャンセルできないので注意すること。 【アシスト】D.O.M.E.ビット [リロード無][5発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 0.5×2][補正率 90%] [発生 16フレーム][硬直 31フレーム][キャンセル→なし] 足を浮かせてD.O.M.E.ビットを左右に2機展開→単発ビームキャノン(以下BC)を撃つ。BRと同じくよろけ属性。 発射タイミングは同時ではなく微妙にずれていて、それぞれに銃口補正。 弾速は遅めだが、発生・誘導ともに優秀で非常に使いやすい。メインと似た感覚で使えるだろう。 補正率が良く、アシスト始動のコンボは高いダメージを取れるのが魅力。弟追撃は最速を心掛けて。 特格の存在でつい忘れがちになるが、5回も使えるので積極的に使っていこう。メインの弾数温存にもなる。 メイン射角外の機体上空や、自機の後方に敵がいるときに。 BCの砲身が長いため、至近距離で格闘を迎撃しようとすると間をくぐられやすい。その際はバクステアシストorサブ推奨。 硬直がBRより少なめの速射系なので、03の爆導索や重腕の宙返りなど、特殊な着地ずらしをカモることが出来る。 例えば、03の着地を見てアシストを出す⇒(索無し)各種追撃,(索有り)BRや弟から追撃 が可能。活用しよう。 格闘 MFと同じ感覚で、自機敵機両方地上の時→地上格闘、地上ステップ格闘 自機敵機両方空中orどちらか一方でも空中にいる時→空中格闘、空中ステップ格闘 BD格闘、変形格闘は自機敵機の位置に関係なく出せる。 格闘はほとんどがクローを用いた攻撃で、サーベルを使うのは前派生→格闘のみ。 ちなみに格闘中のクローには喰らい判定がないので、攻撃判定付きのアシストを一方的に破壊できる。 狙ってはできないが、BZなどの実弾兵器も破壊可。 各種格闘から出せる前派生はクローで相手を掴みイージス特格のような捕縛状態になる。 そこからメイン派生で強制ダウンのビーム砲(弾消費なし)。格闘派生は左手サーベルで3回刺す。 なにもしなければしばらく相手を掴んだまま。敵を拘束したいなら前派生せずに特格キャンセルのほうがいい。 「体を通して出る力」状態のZや、核発射準備中の2号機を掴める。 ※前派生の注意点 派生中はブースト消費が増えるので、ブースト残量には注意。 また、吹っ飛び状態の相手、または格闘の範囲ぎりぎりで地上Nor空中Nを当てて派生した場合、腕が伸びきっても届かないことがあるので注意。 至近距離に建物がある状態や、建物越しに格闘を当てた場合に派生しても相手を掴みに行かないので、出し切ったほうがいい。 前派生格闘は拘束時間は長いが、同様に技時間も長いので、基本的に射撃派生が安定。メインの弾数消費はない。 特に自機が下から上の相手に向かって格闘を当てた場合に射撃派生すると物凄い距離をきりもみダウンで吹っ飛ばせる。 吹っ飛び時間+ダウン復帰+戦場復帰 これらの時間を片追いに費やせるのは大きいはずだ。 CPU戦でも2on3等の場合には大変役に立つので頭の隅において置こう。 射撃派生でも格闘派生でもそうだが、硬直を減らしたり遅すぎるカット回避する意味でも特格C推奨。 どうせ相手が起き上がる頃にはアシュタロンが画面内から消えているはずなので。 格闘派生の場合、ダウン追撃も弾数消費なく出来るので。 攻撃判定と自機の喰らい判定箇所が非常に離れているために、照射やGCOなどの範囲内にいる敵への追撃にも有効。 追い詰められた敵機が自分のGCOで倒れようとしている所を範囲外からブン殴るなんて荒業もヴァサーゴの特権。 巨大バイクやピースミリオンのように、黄色ダウンにならないGCOで吹っ飛んでいる相手には誘導のおかげで面白いように格闘が決まる。 捕縛中のヴァサーゴの腕部分には吹き飛ばし属性の判定が出ており、前派生で捕縛した敵に味方が格闘を仕掛けに行くと吹き飛ばされる現象がおきる。 【地上格闘】ストライククロー [発生 24フレーム][初段硬直 53フレーム][キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 右腕のストライククローで逆袈裟切り上げ、横薙ぎ、左腕で回転横薙ぎの3段技。 1・2段目から前派生有り。2段目前派生格闘で最大ダメ。 【空中格闘】ストライククロー [発生 26フレーム][初段硬直 52フレーム][キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] その場から右腕を伸ばし下から切り上げ、上から叩き落とす。ステ狩りにも使える近距離戦の主力。 非常に腕が伸びるので、高飛びや地上BDしている相手に出すといい感じに当たる。 また、相手がこちらに向かって接近している状態なら格闘ロックの範囲外からでも命中させることが可能。 一段目から前派生有り。1段止めは隙が少なく釣り格闘としても機能する。 当たるときはカメラ切り替わりで判断できる 【地上ステップ格闘】 [発生 27フレーム][初段硬直 79フレーム][キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 左腕のスライククローを伸ばし2撃し、右手でパンチ。 相手との距離が遠ければ、かなりの距離をすべってからジャブを繰り出す。 攻撃時間のわりにダメージも低め。派生でのダメージアップを望まない限りあまり使わないほうがいい。 1・2段目から前派生有り。実は1・2段目はいちばん腕を長く伸ばす格闘で、壁越し攻撃があてやすい。 サブ射・特格キャンセル可能。 【空中ステップ格闘】 [発生 34フレーム][初段硬直 77フレーム][キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 両腕を伸ばし突き→突いた腕を左右に開く。2段技。1段目から前派生有り。 腕を伸ばす格闘の中で、唯一自分が相手に回り込む。そのため射撃を避けつつ格闘を入れることが可能。 出す前に少し溜めが入るため、発生は遅い。技後の硬直も空中N格闘と比べるとかなり長い。 すぐにダメージが欲しいときや、反撃の恐れが無い場合は空N格闘を使おう。 二段目がヒットすると相手が浮くので、非確定だが弟で拾うことができる。 誘導してから腕を伸ばすので、バックステップで回避しようとする相手にも強引に当てることができる。 サブ射・特格キャンセル可能。 【BD格闘】 [発生 29フレーム][初段硬直 67フレーム][キャンセル→サブ射撃、特殊射撃、特殊格闘] 相手に突進し、すれ違い様に背羽で相手をえぐる。多段ヒット技。 赤ロック状態だと相手のいる位置によって急上昇、または急下降し、技後に少し上昇する。 後半の上昇のお陰で外しても隙を格闘では取られにくい。 移動にブーストゲージを消費しないので、ロックした敵が近くにいなければ移動に使える。 また、高飛びしている相手を追うのにもかなり重宝する。空中での読み合いを有利な状態で始められるのでお勧め。 この格闘は建物にヒットすると「建物を破壊するまで攻撃することをやめない」ので注意。 とんでもない隙を晒すことになる。なお、敵のアシストに格闘が当たった場合も同じ現象が起きる。 ロックを切り替え、着地ずらし目的の逃げ格闘というのも視野に入れておくといいだろう。 サブ射・特格キャンセル可能。 サブ射キャンセルはヒット中にキャンセルすることで、敵を斜め上に弾き飛ばしながら強制ダウンを奪える。 敵との距離を大きくあけることができるため、片追いに有効。 特格キャンセルは遅すぎるとヒットしないが、アシュタロンのビームがヒットしなかった場合、 射撃、格闘のどちらでも200程度のダメを与えられる。 【変形格闘】回転突撃 [発生 23フレーム][初段硬直 117フレーム][キャンセル→特殊格闘] ヴァサーゴが丸くなり前方に高速回転しながら背中の羽で相手を切り裂く多段ヒット技。 アシュタロンは消えるので技後は変形解除される。 ヒット中に特殊格闘キャンセル可能。グルグル回った後相手を捕縛。 ステップされなければ、そこそこ曲がって誘導する。 こちらもBD格闘と同じくブーストを消費しないが、 回転中はさほど動かないので逃げにはあまり使えない。 特格キャンセル可能。 コンボ 威力 備考 射→弟→射 165 基本その1。シザーズビーム2Hit 射→弟→サブ 159 メインの弾を温存したい場合に 射→弟 141 あえて相手をスタンのまま放置。片追いしたいときに 射→弟→アシスト 154 攻め継続 射→弟→アシスト→弟(→射) ?? 長時間拘束で放置or射でダウン 射→弟→空N→N 169 少しでもダメージが欲しいときに 射→弟→BD格 ??? 出し切りで強制ダウン。伸びるので結構離れてても狙える。メインを温存したいときに。 射→弟→BD格1~2段→弟→各種追撃 ??? ただの魅せコン。長い時間拘束することが出来る。 射→弟→BD格1~→サブ ??? 相手を遠くに飛ばしたいときに。高さによっては下に飛ばす場合も。威力はもちろんお察し。 射→サブ ??? 基本その2。ダウンが取れない場合もあるので注意 射→サブ→弟 ??? スキ隠し。ダウンしなかった時の追撃に サブ→弟 ??? スキ隠し。ダウンしなかった時の追撃に アシスト→射 139-164 以下アシストからの基本コンボ。アシストのヒット数でダメージ変動あり アシスト→射→弟(放置) 173 距離を問わずアシストから繋げられる捕縛コンボ アシスト→射→弟→射 192-181 射撃のみで最大7ヒットもする拘束コンボ。威力はお察し アシスト→弟→射 205 強力な攻め継続。弟追撃は最速推奨。空中ヒット時は安定するが、地上ヒット時は最速でも回避されることが多い アシスト→弟→空N→N 206 ダウンをとりたいときに アシスト→弟→空N→前→N 212 素直に射撃をしたほうがいい 地N→N→前→N 257 ヴァサーゴの最大ダメージ格闘。キングオブハートが取れる。カットされないようならこちらで 地N→前→射 210 ↑よりは早く終わる。最後のメインで相手を吹き飛ばす 空N→前→N 229 スキが大きい。コンボ後に特格キャンセルを入れると、ダウン追撃で弟が入る。 空N→弟→射 183 攻め継続。空中N2段出し切りよりも高威力だが、相手の位置によっては弟があたらないので注意すること。 空N→弟→空N→N 185 下より短くダメージもそんなに変わらない。カット対策用か 空N→弟→空N→前→N 188 スキが大きいが相手を長時間拘束出来る (BD格闘(1段止め)→弟)x2→空N→前→射 ??? 上よりも拘束時間長いが、始動技であるBD格闘が当てにくい (BD格闘(1段止め)→弟)x2→射 ??? 一応攻め継続。2回のキャンセルに加えアシストを使わないのでダメージは低め 弟→射 126-168-193 弟からのコンボ。シザーズビームのヒット数によりダメージ変動あり 弟→アシスト→射 174-197-210 弟からのコンボ。シザーズビームのヒット数によりダメージ変動あり 弟→アシスト→弟(→射) ?? 弟からのコンボ。長時間拘束で放置or射でダウン 弟→特射 224 中~遠距離で弟がヒット時に狙う。カットされない時はこれで 弟→空N→N 234 近距離用。ダメージが欲しいときはこれで BD格1段→弟→BD1段…(以下ダウンまでループ) ??? 超長継続拘束コンボ……の割りにダメージは補正相まって伸びない。相手をイラだたせるコンボでしかないので覚えておいて欲しい。ループはBD残量に依存する 地ステ2段→弟→空N前orBRC ??? ガッツリ減るコンボ。弟発射の時に発生するビームは当たらない 戦術 多彩な武装で幅広い戦略を持つヴァサーゴ。 得意な距離は中距離での射撃戦。ビームHIT確認からの射撃コンボと、特格での捕縛が強力。援護能力も高い。 基本はメイン→サブでダウンを取るか、特格やメイン→特格で相手を捕縛する戦法が優秀。 メインを多用することになるが、アシストや変形射撃を使えば弾切れにはそうそうならない。 格闘は一定距離まで相手に詰め寄るとその場で腕を鞭のように振り回す。 ほとんどが足を止める格闘のためカットされやすく、発生・判定も優れているわけではないので積極的に狙う必要はない。 しかしリーチ内では踏み込みなしでいきなりが格闘が出るので、相手の不意を突くにはもってこいの性能。 範囲が広がるサブと合わせて使いわければ、近距離での戦闘能力も決して低くはない。 アシュタロン捕縛後は状況に応じて追撃手段や、追撃するか否かを選択していく。 コンボに特格を組み込んだ場合は、ダウン値も計算しておこう。 間違えても特格で相方を捕まえないように。 逆に、防御面ではBD・変形発生の遅さ、格闘時の硬直や判定の弱さのせいで片追いで一方的にやられる可能性が非常に高い。 一発ダウンが狙えるサブ射撃も囲まれると使い物にならず、相手との距離を取るにもアシュタロン無しではそこまで速くない。 思わぬ時に役立つ盾を持ってないのも何気に厳しい。 うまくメイン→サブor弟で時間を稼ぎたいが、べったりと張り付かれているなら高飛びで相方の到着を待とう。 タイマン状態ならまだしも、ヴァサーゴ対敵2機状態ではほぼ勝ち目はない。 逃げることを第一に考えよう。 合流が間に合わない場合は相手が地上で待っているようなら特格→特射→特格、または緑ロック状態でのBD格闘で滞空時間を延ばすという手もある。 ただし降りるときにブーストゲージは空っぽ、残っていても微量なので、基本は相方から離れすぎないようにしよう。 足元をステップで張り付かれた場合、空中N格がとても優秀なので中近距離のステップ狩りも考慮していくと生存率が格段に上がる。 落ち着いて戦おう。当たり前なのだが、ヴァサーゴでは「特に」という点が多い。 1 同時押しの回数が増え、只でさえ暴発が多い今作だが、中でも最もその危険が大きな機体である。 例1)アシスト→特射 例2)(弟がまだ残っていて)弟→各種格闘 の二つは、隙がシャレにならない上に頻発しがち。弟が画面外へ飛んでいった時は弟の使用は避けるように。 2 相手に格闘距離まで接近された場合、あわてて変形逃げするのは厳禁。 変形速度が極端に遅く、格闘で簡単に狩られてしまう。近距離で当て易いサブでダウンを取る等してから逃げる事。 上手くヴァサーゴを使いこなせない時は、思い切って可変状態を封印してみよう。 僚機考察 近距離でも戦えないことはなく、機動力もそこまで悪いわけではないのでどの機体とでも意外と問題なく組める。 ただ、この機体の強みはやはり中距離での射撃戦なので、前衛で活躍できる機体と組むほうが真価を発揮できる。 射撃が強い機体同士で射撃戦を展開するのも面白い。 こちらが先落ちすると後が苦しいので、必ず同時落ちor後落ちしよう。 コスト3000 先落ち厳禁。各種射撃で後方から慎ましく援護しよう。 コスト2000 一番安定するコスト帯。どの機体と組んでも問題ない。 コスト1000 やはり先落ち厳禁。 ガンタンク以外との相性は悪くない。 VS.ヴァサーゴ対策 射撃武装がどれも優秀なため、中距離で放置するのは良くない。 接近したほうが有利だが、意表を突く格闘と範囲の広いサブがあるため油断は禁物。 BD・変形発生が遅く、ダウンが取れる攻撃の硬直が長いため片追いには弱い。 敵相方の動きに気をつけながら一気に畳みかけよう。 万が一格闘や特格を喰らっても、即座にカットできればダメージ負けすることが少なくなる。 以下に攻撃のねらい目を挙げておこう。 着地硬直…武装の特性上、必ずと言っていいほど空中にいるので最も機会が多い 格闘硬直(特に空NとBD)…射撃で落ち着いて反撃すれば振りにくくさせられる 近距離での特格キャンセル…バク宙動作開始動作を見てからステップ格闘で大抵狩れる どの機体相手でも言えるが、相手の攻撃に翻弄されることなく、堅実にダメージを与えていこう。 そうすれば自ずと落ち着いた戦いができ、相手のペースを乱すことができる。 外部リンク 非公式掲示板 - 【時代は】ヴァサーゴ02【カテゴリーF】 以下作成中,,,,,,
https://w.atwiki.jp/gbonext2/pages/57.html
登場作品 機体性能通常時 変形(DM)時 武装通常時 変形時 ペイント 称号 解説 通常時【メイン攻撃】ビーム・マグナム 【サブ攻撃】頭部バルカン 【特殊攻撃1】ビーム・ガトリング・ガン 【特殊攻撃2】NT-Dシステム 格闘【通常格闘】 【前格闘】 【横格闘】 【後格闘】 【タックル】 変形時【メイン攻撃】ビーム・マグナム 【サブ攻撃】頭部バルカン 【特殊攻撃1】ビーム・ガトリング・ガン 【特殊攻撃2】サイコ・フィールド 格闘【通常格闘】 【前格闘】 【横格闘】 【後格闘】 【タックル】 コンボ変形前 変形後 備考 コメント 登場作品 機動戦士ガンダムUC 機体性能 通常時 汎用 LV1 LV2 LV3 LV4 LV5 LV6 LV7 LV8 OS ノーマル 装甲強化型I 機動強化型I 装甲強化型II 機動強化型II 装甲強化型III 起動強化型III 装甲強化型Ⅳ 起動強化型Ⅳ COST 650 700 700 750 750 800 800 850 850 機体HP 850 900 850 950 850 1000 850 1040 850 実弾補正 88 88 100 88 112 100 120 112 128 ビーム補正 100 100 112 100 124 112 132 124 140 格闘補正 85 85 95 85 105 95 112 105 118 耐実弾装甲 95 105 95 115 95 125 95 135 95 耐ビーム装甲 95 105 95 115 95 125 95 135 95 耐格闘装甲 95 105 95 115 95 125 95 135 95 スピード 80 80 80 80 80 80 80 80 80 ブースト 130 130 140 130 150 140 158 150 165 索敵 680 680 680 680 680 680 680 680 680 必要素材 設計図【ユニコーンガンダム】×1036000P or 216JPY 3級支援型運用データ×302級制圧型運用データ×15サイコ・フレーム構造材×4改良型高出力ジェネレーター材×854000P or 281JPY 3級制圧型運用データ×302級戦闘型運用データ×15サイコ・フレーム構造材×6高純度ガンダリウム合金装甲材×572000P or 346JPY 3級戦闘型運用データ×302級支援型運用データ×15サイコ・フレーム構造材×8ハイスラスター材×596000P or 432JPY 3級制圧型運用データ×301級総合運用データ×5サイコ・フレーム構造材×10ハイジェネレーター材×5120000P or 518JPY 1級戦闘型運用データ×10【Lv6強化プラン】ユニコーンガンダム×12サイコ・フレーム構造材×15高純度ガンダリウム合金装甲材×20120000P or 518JPY 機体スキル ■NT-Dシステム【特殊攻撃2実行時に発動】一定時間、デストロイモードに変身する「NT-Dシステム」を発動する。変身中は自機の機体性能が向上する。
https://w.atwiki.jp/kaizou12/pages/26.html
PLUS参戦機体 こちらはウイングガンダムゼロカスタムの武装解説 等のページ。 コンボ、立ち回り、VS.ウイングガンダムゼロカスタム対策、等はウイングガンダムゼロカスタム(対策)へ。 正式名称:XXXG-00W0 通称:ゼロカス OVA(劇場)版W0 パイロット:ヒイロ・ユイ コスト:3000 耐久力:650 盾:× 変形:× 換装:× 射撃 名称 弾数 威力 備考 射撃 バスターライフル 4 120 単発ダウン。2連射可能 CS ツインバスターライフル - 20~248 3段階チャージ可能2段階目から爆風追加3段階目はスーパーアーマー付加 22~272 24~297 マルチCS ツインバスターライフル - 141 3段階チャージ可能段階が上がるごとに射程・威力上昇3段階目はスーパーアーマー付加 167 192 サブ射撃 マシンキャノン 60 15~82 最大40連射可能。値は1~10発の威力 特殊射撃 飛翔 - - 翼にガード判定ある模様 モビルアシスト ガンダムデスサイズヘルカスタム 5 60 速度の遅い強誘導突進 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 袈裟斬り→返し薙ぎ→抜き胴 NNN 184 横格闘 突き→突き→多段斬り払い 横NN 154 後格闘 斬り抜け→斬り抜け→唐竹斬り 後NN 143 特格以外の格闘からキャンセル可能 特殊格闘 突進突き→唐竹割り 特 118 初段がスタン属性 BD格闘 斬り上げ×2 BD中前 108 NEXT-PLUSモード 属性名称 詳細・コメント 備考 主人公機 物語の中心に動く主役機 タイトル 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz ガンダムタイプ 数々の伝説を生み出したMS 高コスト コスト 3000 スキル名称 効果 取得LV 対象 備考 ブースト強化Lv.1 ブースト量が少しアップ 初期 自機 射程拡張 有効射程距離が2倍に拡大 9 自機 ブースト強化LV.3 ブースト量が大幅アップ 16 自機 スピード強化Lv.3β 機動力が大幅アップ 20 同タイトルMS 解放の翼 ブースト量が3倍に激増 25 味方全員 【更新履歴】新着3件 17/12/26 修正 17/12/25 修正・追記 10/04/09 各部修正・追記 機体解説 コスト3000の高機動万能機。 ガンダムWのOVA(劇場)作品「Endless Waltz」に登場するウイングゼロがこれである。 武装的にウイングゼロに似通っている部分はあるが、全体としては異なる面が多数。 落下の挙動がかなり軽く、ブースト持続も優秀。機動特性はウイングゼロというより、キュベレイなどに近い。 メインは単発ダウンのバスターライフルだが、こちらは照射タイプではなく連射が可能。ただし弾数が少ない。 CSは3段階まであり、マルチロック対応。最大チャージでスーパーアーマー付加、銃口補正もかなり良く、性能は高い。 アシストのデュオはストライクフリーダムのアシストの弾速を落とし、誘導を上げたようなもの。 赤ロックが3000機体の中で最も長い(つまり一部の砲撃機を除けば全機体最長)の模様。 格闘は万能機相応と言うにはかなり出来すぎな性能で、カット耐性・平均コンボダメージ・初段性能どれも平均を超えている。 CSの強さ、格闘の性能の高さ、メインの弾数の少なさを考えると、 「射撃チャージを行いながら格闘を当てるために攻めていく」という戦い方ができる。 かといって赤ロックも長いため、メイン弾数にさえ気をつければアシストを絡めて中距離で射撃戦をしても良い。 武装の優秀さから、プレイヤーのスタイルによってさまざまな距離に対応できる機体と言える。 ただしWゼロやキュベレイ、νガンダムといった機体相手にだらだらと射撃戦を行うのは、 メインの弾が切れてじり貧になりやすいのでさすがに御法度。 全距離で十分戦える万能性を生かして、相手に合わせた戦いをしていきたい。 ちなみに、この機体のLv3 CSはスーパーアーマーがあるので、タイマンなら、最強クラスの機体と言える。 尚、通常のシールドを持っておらず、耐久もウイングゼロより低めで平均並みの650。 緊急回避技「飛翔」なども有効に扱い、これを補っていきたい。 後方の翼にはデスサイズのアクティブクロークのように一部の射撃武器を防ぐ効果があるようだ(要検証)。 アシストの回転時もほんの短時間だが、シールド判定があり。 特殊格闘時も射撃無効が有るため飛翔の様に羽根が散っている時は射撃シールド判定になっているのかもしれない。 NEXT-PLUSにおいても、欠点の少ないこの機体は様々な局面で活躍可能。 特に体力の少ない雑魚敵を一撃で葬ることができボス級の敵にも有効なバスターライフルが重宝する。 マシンキャノンもダメは低いがボスを15,16発でダウン可能。 スキルは多くがブースト関連のもの。特に『解放の翼』は効果範囲の広さから協力プレイなどで活躍するはずだ。 射撃武器 【メイン射撃】バスターライフル [常時リロード][リロード 3秒/1発][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 5.0][補正率 80%] 単発強制ダウンのヴェスバーっぽい太ビーム。 誘導・弾速に優れるが、発生は通常BRに比べわずかに遅め。ND無しで2発まで連射が可能。 銃身が長い(機体一機分程)+派生が遅いのが合わさって懐に潜り込まれることもある。近づかれない距離を保つか迎撃は別の手段で。 射角が広く、正面180度近くまで振り向かずに撃てる。 メイン射撃としてはかなり優秀な部類だが、最大の泣き所は4発という寂しい装弾数。 ND絡みの連射は一瞬で弾切れを引き起こすことも。 リロードは遅くないが、流石に使用頻度に追い付いているとは言い難い。 要所で弾切れを起こさない為にも残弾管理はしっかりと。 意外とこの2連射に慣れずNDして撃ったりしてしまう時がある。 2連射なら着地しても普通に撃てるので、慣れるとかなり役立つだろう。 アプサラス以外のボス相手なら2発でダウン。 【CS】ツインバスターライフル(照射) [チャージ時間 4,8,12秒][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 5.0(0.25×20)][補正率 20%(96%×20)] ウイングゼロの特射が3段階チャージ可能なCSになったようなもの。 1段階 照射ビーム、2段階 爆風付加、3段階 スーパーアーマー付加。 当然溜め段階が上がれば上がるほど威力が向上する。 チャージ速度は遅めだが構え→発射は速く、確定所はこの手のCSにしては多い。 また、発射直前までしつこく敵を追い続けるために銃口補正が非常に強い。 ウイングゼロに比べて格闘が優秀なこともあり、意外とチャージする機会はある。 メイン射撃が乱発出来る様な物ではない為、射撃戦においては重要な選択肢の一つ。 特格や後格から確定でCSが繋がるのでダメージソースとしても優秀。 最大チャージ時の破壊力は照射CS系でも上位レベル。 発生・銃口補正に優れ、更にはスーパーアーマー付きと至れり尽くせり。 威力が微減して銃口補正が強化されたDXのアシストと考えると分りやすいか。 だが、爆風のダメージは核レベルのサテライトとは違い、低い模様。 難点は3段階までに最短で10秒ほど射撃武装とアシストが使用不能になること。 チャージストック式の為、1段階でもチャージするとセカインも使用出来ないのが痛い。 Lv3まで溜めるならLv1チャージが完了するまでにメインをセカインで乱発しておき、 チャージとリロードを同時に済ませるなどの工夫は忘れないようにしたい。 また、最大チャージをしてもなぜかアカツキの特格で反射される。 最大チャージを反射された場合、自身のスーパーアーマーが災いしてすさまじいダメージが降りかかる。 また、ゲロビが多段ヒット攻撃なので反射ビームが命中した場合、容易に抜け出せない。 使用時は是非覚えておいてほしい。 余談だがCPUのゼロカスタムはCSを殆ど使用することは無い。 なお、子安氏と緑川氏の対戦宣伝PVだと開発中のせいか現行のものよりもチャージ時間が短かったようだ。 【マルチCS】ツインバスターライフル(照射) [チャージ時間 4,8,12秒][属性 ビーム][ダウン][ダウン値 ][補正率 %] ウイングゼロのメインより一回りほど太い照射ビームでのマルチCS。 マルチCSとしてはかなりの高威力(MAX192)で、フルHITで強制ダウン。 チャージ段階が上がれば上がるほど太さと射程距離と威力が上昇する。 チャージは長いが溜まれば発生~終了までが速く、比較的ぶっぱしやすい性能。 射程距離が上がるという時点で射程は有限。 拘束時間の短さがそのまま射程の短さの裏返しとなり、チャージ1段階では赤ロック距離もカバーできない。チャージ3段階でも赤ロック+ステップ一回分程しかない。 そのため、遠距離ではカス当たりか酷い時には目の前でビームが消えることもある。 銃口補正もNDを追い切れるかどうか微妙なレベルにあり、通常CSが優秀なせいもあってか少々使い所に困る。 ただし、3段階目のマルチCSは非常に優秀。 近距離だと発生の早さとビームの太さ、とりあえずでもかかる銃口補正のおかげでステップしなければ大体当たる。 しかもスーパーアーマー付きという素晴らしい性能。 相手二機に対して強引に当てることも可能、カットしつつもう片方を抑えることも可能。それで威力192は高い。 ただし溜めるのが時間がかかるので要所要所で使おう。 この機体も例に漏れず格闘でマルチCSを解除出来る。 状況に応じて使い分けたい所だが、チャージに時間が掛かり過ぎるので判断はお早めに。 【サブ射撃】マシンキャノン [リロード][リロード 5秒/全弾][属性 実弾][よろけ][ダウン値 1発/0.5][補正率 %] 連射力の高い肩部マシンキャノン。 1回入力で10発、ホールドで40発まで連射が可能。 4hitでよろけ、10hitで強制ダウン。 レバーニュートラル・レバー入力により性能が異なる。 ゼロカスタムの射撃武装の中で唯一よろけで止める事の出来る兵装でもある。 ニュートラル時はウイングゼロのものと殆ど同じで、連射数と弾の密度が向上した感じ。 レバー入力時は無印連ザ時代のインパルスのバルカンのように進行方向上に発射する。 正面に撃つ時はステップしながら撃つと軸合わせをしてくれる確率が上がる。 困った事にBD中は肩が下を向くので正面ではなく、斜め下に着弾してしまう。 一応BD中もほぼ相手を真正面に捉えた場合のみ軸合わせを行ってくれる。 20発近く当てればボスなどもダウンさせることが可能。 BD中の下方向への射角を利用し、高空から爆撃機のように弾丸の雨を降らせたりも出来る。 息切れしがちなメインを補う為にもミリ削り等積極的に使用していきたい。 【特殊射撃】飛翔 レバー入力で入力方向に、ニュートラルで大きく上昇する回避技。 発動までに一瞬タメが発生し、使用時はブーストゲージを4割ほど消費する。 ブーストゲージが空の場合は使用出来ないが、少しでも残っていれば使用出来る。しかも飛翔距離は変わらないという。 ND初速に等しい速さで大きく上方向に移動出来るので大抵の攻撃を回避出来る。 タメがあるので回避に使うよりは移動距離延長等に重宝する。 BD消費量は移動方向に影響を受けない為、ブースト切れ直前のND以上に長距離を移動出来る。 着地ずらしに使う場合、移動が大き過ぎるので更に着地を取られないように注意。 誘導は切れない模様(ランチャーストライクのCSが誘導したのを確認)。 メイン・サブ・各種格闘でキャンセルでき、逆にメイン・サブ・各種格闘をキャンセル可能。 これを使うとND無しで射撃ズンダ、格闘コンボをすることができる。 (動きは派手になるがBD消費が半端ないのでやる意味は薄い。) 発動中に機体を覆う羽にはガード効果が発生する。 ヴェスバー・ゼロカスのメイン等の太ビーム,DXのツインサテライトキャノンを無効化したのを確認。 実弾はステイメンのBZを無効化、格闘を弾いたのも確認。防いだ際には盾ガード時と同じような音がする。 飛翔の移動スピードによる回避力に加え、当たっても無効化出来るので緊急回避としては非常に優秀。 ガードすると一瞬動きは止まるものの、そのまま何事も無かったように飛翔を続ける。 【小ネタ1】 ゼロカスは各種射撃、各種格闘をキャンセルする形でアシスト入力をするとなぜか特射が出せる。 また特射もキャンセルできる。つまり特射をした後にアシストボタンを連打するだけで急上昇、 長距離移動することが可能。ただし当然BDは消費する。足掻きにどうぞ。 【小ネタ2】 特射中をサブでキャンセルすると慣性がなくなり自由落下する。これを特射でキャンセルする。 これを繰り返すと普通にNDを連打するよりも長距離を速く移動することができる。 初速が速く後方へのBDペナルティもないため、長距離移動以外に近距離からの離脱などにも使える。 また小ネタ1を応用してサブとアシストでこれを行うことも可能。 因みにメインでも可能だが、当然後方にやろうとすると振り向き撃ちになるので注意。 【小ネタ3】 特射中に相手の頭上を飛び越える前に特格を使うと真上から敵に向かって突進出来る。 ある程度近づかないと特格そのものが届かないので、使いどころは難しいかも知れないが奇襲にどうぞ。 【小ネタ4】 特射後ジャンプボタンを長押ししていると羽を広げて羽ばたき更に上昇出来る。 この際にレバー入力してると入力方向に更に移動出来る。 しかし、ブーストボタンを長押しして上昇したときよりも高く飛べなかったり、 特射2回より移動距離少なかったりで使う必要はない。 【小ネタ5】 各種格闘を特射Cできること・後格の2段目の打ち上げが受身不可の縦回転落下であることを利用して、 手軽に戦線を離脱可能。 通常のNDでは食われるような幅のある攻撃(サテライト等)も飛翔ならかわせる。 どうしても下がりたい場合に利用することができるかも。 【小ネタ6】 特射を後格闘や特格Cすると、そのキャンセルした後の後格闘や特格のみ後格闘と特格に派生できるようになる。 これを利用して、飛翔→後NN→特格Nと言った様に、後格闘と特格の間にNDをはさむと出来ないコンボなども可能になる。 コンボ欄では、飛翔から派生する後格闘を「飛翔後」、特格を「飛翔特格」と表記する。 【アシスト】ガンダムデスサイズヘルカスタム [リロード無][属性 ビーム][捕縛/ダウン][ダウン値 0.5][補正率 90%] デスサイズが体当たり。 速度は遅めだが恐ろしいほどの強誘導。 一度避けたデスサイズが180度回転して当たったなんて事も起こったりすることも。 ヒットすると相手を少しの間後ろに引っ張っていき、その後ダウンする。 SEED後のbossストフリにもあたる。 また、アシスト呼び出し時の背中の翼部分に一瞬だがシールド判定が出るため、射撃はもちろん、 至近距離では相手の格闘を読んでガードすることもできなくはない。 ゲロビもガードできる。 ただし、呼び出し時のモーションが終わると同時にヒットする。 また、翼部分だけではなく、ある一定の時間の間全方位に出ている可能性あり。 (クシャのレバー入れファンネルを全てガードした。) 射撃判定(νのファンネルバリア、ザンネックのIフィールドで消滅) また、稀に起こる現象として、一部ステージ(「渓谷」で確認)の壁に呼び出したデスサイズが引っ掛かり、 消えないという仕様(バグ?)がある。 同種で突進系のベルガ・ギロスも同じ現象を起こしたことがあり、条件は不明だが突進系のアシスト固有の現象らしい。 ちなみに引っ掛かったデスサイズは、当たり判定も保持したままのようだった。どの程度の時間消滅しないのか等、詳細は不明。 格闘 【通常格闘】 袈裟斬り→返し薙ぎ→多段hitの抜き胴の3段格闘。 最後の抜き胴で強制ダウン。 伸び・誘導共に並以上で、主力として使っていける。 最後の抜き胴は特殊な属性らしく、3段目がhitした瞬間にNDしても判定が相手に残り続けそのまま通常通りのダメージとダウンを取る。 3段目はスタン属性を持つ切り抜けが、1hit(スタン)→エフェクトと共に発生する攻撃が5hit→強制ダウンする攻撃が1hitの計7hitで構成されている模様。ゆえにキャンセルで他の格闘に繋ぐ場合は1hit目のスタンからキャンセルしないと繋がらない。 2段目までは殆ど動かないがモーションが短く、抜き胴で大きく動くためカット耐性もある。 拘束時間も短く、手早く強制ダウンを奪える点も強み。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 袈裟斬り 50(84%) 50(-16%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 返し薙ぎ 108(74%) 70(-10%) 2.0 0.3 よろけ ┗3段目 抜き胴(スタン) 116(74%) 10(-0%) 2.0 0.0 スタン ┗3段目 抜き胴(1~5hit) 178(44%) 20×5(-6%×5) 3.5 0.3×5 よろけ ┗3段目 抜き胴(6hit) 184(??%) 15(-??%) 5.0↑ ?.? ダウン 【横格闘】 フェンシングのような突き→更に突き→多段hitの斬り払いの3段格闘。 あまり回り込まないが突進速度が速めで判定も気持ち強め。 最初の突きから殆どその場から動かないのでカットには注意しよう。 初段以外はダウン属性の為、コンボに使うのはやや難しいか。 2段目の突きは最速でNDすることでダウンでは無くよろけ属性になる(サーベル引き抜くまで?)。 横3段目は最大6hitする。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き 50(84%) 50(-16%) 1.7 1.7 よろけ ┗2段目 突き 108(74%) 70(-10%) 2.0 0.3 よろけ/ダウン ┗3段目 斬り払い 154(50%) 12×6(-4%×6) 3.2 0.2×6 ダウン 【後格闘】 4の字に動くように、斬り抜けつつ大きく打ち上げ×2→多段hitの脳天唐竹割りの3段格闘。 N格闘・横格闘から派生する事が出来る。入力受付が短い? 伸びは殆ど無いものの、当たれば過剰な位に動くのでカット耐性は抜群に高い。 2段目の打ち上げをCSCすれば強制ダウンまでもっていける。 ちなみに2段目は受け身不可能なので方追い時には便利。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り抜け 50(84%) 50(-16%) 1.7 1.7 ダウン ┗2段目 斬り抜け 108(74%) 70(-10%) 2.0 0.3 受け身不可能ダウン ┗3段目 唐竹割り 143(64%) 10×5(-2%×5) 2.5 0.1×5 ダウン 【特殊格闘】 一瞬溜めが発生する良く伸びる突進突き。 溜めがあるので発生は遅いが、判定はDXのBD格と相打ちになるほど強い。 突進中はサーベル部分で射撃を無効化?(ビギナのランサー、νのBZ、赤キュベのアシスト、フリーダムのBRで確認)。 当たると2秒程スタンし、CSCが確定する程度の時間拘束する。 スタン中に格闘追加入力で後格3段目の唐竹割りに派生。 後格闘以外の格闘からキャンセル派生させることが出来る。 が、N格以外の格闘は殆どダウン属性持ちなので派生させても旨味は少ないか。 溜めや高めのダウン値のせいで何かと使いにくいかもしれないが、 伸びや判定の強さはかなりのものなので、使いこなせると強い。 伸びが格闘入力で抜刀になる距離以上にある。 そのため、遠距離から刺そうと思って特格を出したら、抜刀しただけだった…という事がしばし起こる。 特殊格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突進突き 80(80%) 80(-20%) 1.7 1.7 スタン ┗2段目 唐竹割り 118(70%) 10×5(-2%×5) 2.2 0.1×5 ダウン 【BD格闘】 突進しながら右下から左上に、左下から右上に2回斬り付ける1段2hit格闘。 伸びはあるが、直線的に切り込むのでN格で事足りてしまう場合が多い。 初段からダウン属性なこともあり、コンボの基点としても使い辛い。 一応、斬りつけの後に最速で後格闘にキャンセルすれば後格闘に繋がる。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り上げ 50(84%) 50(-16%) 1.7 1.7 ダウン ┗2段目 斬り上げ 108(74%) 70(-10%) 2.0 0.3 ダウン コンボ、立ち回り、VS.ウイングガンダムゼロカスタム対策 等はウイングガンダムゼロカスタム(対策)へ。
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8804.html
248オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/16(金) 02 33 59.41ID /5wknJfW0 日登町西区:ソロモン幼稚園 バルチャー1「ヒャッハ~! 今度こそ略奪……?!」 バナージ「なんでこんなことをするんですか、アンタたちは!」 ベルリ「町が大変な時くらい、みんなで力を合わせなさいよ!」 バルチャーたちは突如現れた二機のガンダムに驚きを隠せない。 その動揺を見逃さず、バナージたちは次々とバルチャーたちを倒していく。 クダル「ちいいっ! 何なんだコイツら!」 バルチャー2「しかもムチャクチャ強えし!」 バルチャー1「思い出したぞ、こいつらガンダム兄弟だ!」 クダル「ガンダム兄弟ですってえ! グシオン奪ったクソガキの兄弟か!」 バルチャー1「それだけじゃねえ! この町で起こる騒動の8割はこいつらが原因ってハナシだ!」 バナージ「無茶苦茶言われてるな、俺たち」 ベルリ「あながち否定できないのが悲しいところよね」 バナージ「ともかく敵は総崩れだ。このまま押し切って……!?」 だが、そこへ襲い掛かる、突然の爆撃! 見上げると、空には巨大な強襲装甲艦が浮いている。 小惑星帯からやってきたブルワーズの艦だ。 ブルック「お前ら、たかが幼稚園ごときに何を手間取ってやがる」 クダル「違うのよ! 何だか知らないけど突然このガンダムが邪魔しにきやがって」 ブルック「ガンダムだとぉ?」 ブルワーズの頭領、ブルック・カバヤンはその猪のような風貌でフン、と鼻を鳴らした。 そして部下に命じ、再び幼稚園に向かって爆撃を開始する。 ゼナ「きゃあああああ!」 園児たち「うわあああ!」 激しい衝撃がドムシェルターを襲うと共に、 周囲に園児の悲鳴が響き渡る。 ドズル「子供たちが! や、やめろぉぉぉ!!」 ブルック「やめてほしければこちらの要求を聞くんだな!」 クダル「即刻投降するんだよ! で、ガキども全員よこしな!」 バルチャー1「ヒャッハ~! ついでに金目のものも差し出してもらうぜ~!」 ガトー「くっ! どこまで下衆なのだ貴様ら」 だが子供たちの命には代えられない。 ドズルたちは歯噛みしながら武装を解除する。 クダル「おら! お前らもだガンダム兄弟! さっさとMSから降りるんだよ!」 ベルリ「どうする、バナージ?」 バナージ「どうするって降りるしかないだろ」 二人がため息をつきながらガンダムから降りると、 代わりにバルチャーが嬉々としながらMSに乗り込む。 249オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/16(金) 02 35 08.95ID /5wknJfW0 ゼナ「きみ、このドムに武装は無いの?」 セイ「無茶ですよ。だってこれ、あくまでもドムに偽装したドムシェルターなんですから」 ゼナ「くっ、救援は、救援はまだなの!?」 ゼナは口惜しそうに窓から外を見た。 グラウンドでは、丸腰のドズルが無抵抗のままバルチャーたちに囲まれ、暴行を受けている。 バルチャー1「ヒャッハ~! よくも散々邪魔してくれたな!」バキッ! ドズル「ぐうう!」 ガトー「閣下!」 バルチャー2「おっと動くなよ! 動いたらガキどもがどうなっても知らないぜ」 ドズル「わかっている! おれのことは好きにしたらいい! その代わり子供達には指一本触れるな!」 ガトー「閣下……!」 デラーズ「ガトーよ、今は雌伏の時だ。耐えるのだ」 ガトー「この屈辱を力にせよと仰るのですか……!」 ベルリ「ねえ、ちょっとやばいでしょコレ」 バナージ「わかってるよ。でも人質がいる以上うかつには動けない。だからドズルさんだって無抵抗で殴られてるんだ」 ベルリ「でもこのままじゃ」 バナージ「大丈夫、もうすぐなんだ。もうすぐ、何かが起こるはず……」 ベルリ「何かって……ニュータイプの勘ってヤツ?」 ブルック「ブフゥ~! おい、遊びはもういいだろう。さっさとガキどもを連れてこい」 ブルックの命令により、ブルワーズのMSがドムシェルターに手をかけた。 響き渡る、子供たちの悲鳴! ドズル「おい! 子供達には手を出さない約束だ!」 クダル「ハン、そんな約束した覚えねえなあ!」 ドズル「貴様ら~! どこまで下衆だ!!」 クダル「吠えんじゃねえよ。心配しなくても、アンタの相手はガキの始末が終わった後でゆっくりと……!?」 その時、突然上空で大爆発が起こった。 見上げると、ブルワーズの母艦が火を噴いているではないか! ブルック「な、なにが起こったぁ!」 ブルワーズ団員「と、とつぜん超高空からMSが艦に突撃! 機関部に攻撃を!」 ブルック「MSによる攻撃だと!? 敵はどこだ、どこにいる!」 ブルワーズ団員「ブ、ブリッジの目の前です!」 ブルワーズ団員は震える手で目の前を指さした。 そこには両手に実体剣を握った白銀のガンダム──ガンダムバエルの姿があった。 ブルック「なっ」 マクギリス「遅い!!」 ガンダムバエルはブリッジに向けて剣を一閃。 巨大な強襲装甲艦は為す術なくゆっくりと山の方へ墜落していく。 クダル「な、な、なんですってえぇぇぇ!!」 ハリソン「よそ見をしている場合か?」 バエルと同時に、地上では青いペインティングが施された量産型F91が攻撃を仕掛ける。 高速でバルチャーたちを攪乱するその姿は、さながら青い閃光だ。 250オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/16(金) 02 36 05.51ID /5wknJfW0 クダル「ちょっと! ガンダムはまだなの!?」 バルチャー3「そ、それが!」 バルチャー4「こいつ全然動かねえ!」 バナージ「残念ですけどこの機体」 ベルリ「僕ら以外じゃ乗れないようになってるのよね。ホラどいて!」 バルチャー3・4「「ぎゃ~!」 バナージとベルリはコクピットからバルチャーを追い出し、ガンダムを取り戻す。 クダル「な、なんなのよこれ……!」 マクギリス「どうやら救援は間に合ったようだな」 ハリソン「降伏しろ。今ならせめて弁護士をつけてやるぞ?」 バルチャー1「ど、どうする?」 バルチャー2「どうするって」 クダル「きぃぃ! 一時撤退するわよ!」 形勢不利と見たバルチャーたちは、蜘蛛の子を散らすように一斉に逃げていく。 それを見て、マクギリスは拍子抜け、とばかりに鼻を鳴らした。 バナージ「ハリソンさん! マクギリスさん! どうしてここに!?」 マクギリス「ふっ、愚問だな」 ハリソン「幼zy……子供たちの助けを求める声が、我々を呼んだのだ」 ベルリ「いま幼女って言おうとしましたよね? 絶対幼女って言おうとしましたよね?」 その時、並び立つユニコーンら3機のガンダムを見て デラーズがハッと声をあげた。 デラーズ「むうっ! まさか彼らは!?」 ガトー「ご存知なのですか、閣下?」 デラーズ「うむ。貴様もかつて伝説のロリコンと呼ばれた赤い彗星シャア・アズナブルのことは知っておろう」 ガトー「はっ。なんでもその危険度から、日登町内全ての小中高で100m以内立ち入り禁止となったとか」 デラーズ「彼らはその赤い彗星の再来として、現在、町内全ての学校でブラックリストに載っている超要注意人物たちなのだ!」 ガトー「な、なんですと!!?」 デラーズ「その人お巡りさんです! 日登警察署の青い閃光 ハリソン・マディン!」 ハリソン「登下校時の通学路のパトロールは紳士の務めだ」 デラーズ「親の承諾と本人の同意があれば幼妻も合法なのか!? セブンスターズ マクギリス・ファリド!」 マクギリス「罪もない子供たちを傷つけるようなことがあれば、アルミリアにも顔向けできないのでね」 デラーズ「ロリを愛するのは一角獣の定めか! ドズル閣下も大激怒、可能性のケダモノ バナージ・リンクス!」 バナージ「え、俺!?」 デラーズ「彼らこそ伝説のロリコンである赤い彗星の再来、その名も『ロリコン三銃士』!!」 ガトー「ロリコン三銃士!」 マクギリス「ロリコンとは人聞きの悪い」 ハリソン「我々はあくまで、ただ子供好きな紳士ですよ」 ベルリ「バナージ……素敵なお友達が出来てよかったね(遠い目」 バナージ「違うからな!? ちょっと、勝手にこの二人と同じカテゴリーに入れないでくださいよ!」 ドズル「ぐうう! まさかロリコンどもに危機を救われるとは一生の不覚!!(血涙」 ゼナ「もう、貴方ったら。危ないところを助けてくださったのだから素直にお礼をいえばいいのに。ねえ、みんな?」 園児「ありがと~!! ロリコン三銃士!」 マクギリス「ふ、どういたしまして」 バナージ「おれ、もう町を歩けない……orz」 ベルリ「まあ元気出しなさいよ。な、ロリコン三銃士のバナージくん?」 バナージ「……次、そう呼んだらお前とは一生口をきかないからな」 251オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/16(金) 02 37 14.34ID /5wknJfW0 セイ「あ、レーダーに反応あり。大きいな、戦艦かな?」 ドズル「なにい! 彼奴等め、また懲りずに戻ってきたか!」 ゼナ「いいえ、違うわ。これは……」 一行は同時に空を見上げた。 見えてきたのは超巨大な空母、ザビ家が保有するドロスだ。 ガルマ「兄上~! ご無事ですか~!!」 ギレン「ゼナからの連絡通り、数度の襲撃があったようだな。だがどうやら撃退したようだ」 デギン「だから言ったであろう、ドズルがこれしきのことで敗れはしないと」 キシリア「とはいえわざわざドロス級でお迎えとは。兄上たちも意外と甘いようで」 ドズル「兄貴! 親父殿も来たのか!」 セイ「ゼナさんが言ってた救援って、ザビ家の皆さんのことだったんですね」 ゼナ「ええ、なんとか間に合ったようね」 ドズル「よし! 子供たちは全員無事だな!? 声をあげろ、我々の勝利だ!」 日登町西区での戦闘結果 ソロモン幼稚園の園児たち……誰一人怪我を負うことなく、無事救出される ブルワーズとバルチャー連合……母艦撃墜。クダル・カデル以下数名は逃亡 日登町西区:郊外 クダル「もう! なんなのよアイツラ!」 バルチャー1「しかしこれからどうするんです?」 クダル「当然! 人を集めて仕返しよ! 目にモノ見せてやるわ!!」 バルチャー2「仕返しって、船もやられたし、MSだってもうほとんど残って……」 ぼやいていたバルチャーの足が突然止まった。 バルチャー1「おい急に止まったら危ないだろって……あ」 ハシュマル「…………」 一体いつの間に現れたのか。目の前には大量の小型MAを連れたハシュマルの姿があった。 クダル「MA!? に、逃げギャアアアアアアアアア!!」 ハシュマル「キシャアアアアアアアアアアア!!」 ハシュマルの雄叫びとともに、大量の小型MAプルーマがクダル一行に襲い掛かる! 蹂躙は一瞬で終わり、ジャンクと化したMSの残骸をプルーマは解体していく。 これらは全て、新たなプルーマを生み出すための材料として使われるのだ。 ハシュマル「…………」 プルーマが解体したパーツを運んでいく横で、 MAのカメラアイは、遥か上空を飛んでいくドロスの姿をじっと捉えていた……。 255オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 02 29 10.04ID mqB5seL+0 日登町中央区:学校 東区における対ELS戦の敗退から一時間後。 ドモンのゴッドガンダムはメンテナンスを受けていた。 アルレット「う~ん……」 ドモン「アルレット姉さん、整備はまだ終わらないのか」 アルレット「うん、言いにくいんだけど、ゴッドガンダムはもう戦えないわね」 ドモン「!? どういうことだ」 意外な言葉にドモンは声を荒げた。 見た感じ、細かい傷こそあるものの機体はどこも破損してはいない。 なのにもう戦えないとはどういう意味か。 アルレット「まあ見た目は綺麗よね、見た目は」 そう言いながら解析したデータを手渡す。 ドモン「これは」 アルレット「わかるでしょ、全身についた小さな傷からELSの細胞が入り込んでフレームにまで達してる。 しかもこの細胞はまだ生きてるわ。 今は休眠状態だけど、またELSと戦ったら活性化して、今度は内側から同化されちゃうでしょうね」 ドモン「そんな、一体いつの間に!?」 アルレット「それだけじゃないわ。確かに大きな損傷はないけど関節やアポジモーターは無茶苦茶損耗してる。 このままじゃ遅かれ早かれ動けなくなってたでしょうから、 撤退の判断は大正解ね」 それからゴッドガンダムを見上げて、アルレットは一つため息をついた。 アルレット「にしてもこのパーツの痛み方は異常よ。ドモン、あんた完全に頭に血が上っちゃってたわね?」 ドモンは返す言葉がなかった。確かにELSは今までのどんな相手とも異なる戦い方を強いられた相手だった。 そのせいで、若干冷静さを欠いていたことは否めない。 ドモン「(若干? 馬鹿め! 冷静さを欠いて何が明鏡止水だ……!)」 アルレット「ともかく、アンタは少し休んで頭を冷やしなさいな」 ドモン「休んでなんていられるか! 一刻も早くELSを倒さなければ師匠やシュバルツが……」 アルレット「だからってMFも使えないんじゃどうしようもないでしょ?」 ドモン「それは……!」 アルレット「あとはお姉ちゃんたちがなんとかするから。今はしっかり休んでなさい。いいわね?」 話によれば、共に戦った他のMFもゴッドと同じ症状でリタイアしたらしい。 アルレットが部屋を出て行ったあと、 ドモンはやるせない気持ちのまま、壁にもたれて座り込んだ。 隣の部屋からは、深刻な様子で話す兄たちの会話が聞こえる。 256オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 02 30 03.24ID mqB5seL+0 シロー「……ドモンの様子はどうだ?」 アルレット「結構落ち込んでる。今はそっとしておいてあげた方がいいわ」 シロー「しかしアーミアさんの説得が失敗するなんて。これからどうすればいいんだ」 マイ「それなんですが、さっきソレスタルビーイングと連絡が取れました」 アルレット「そうなの? 確か、任務で今宇宙にいるんじゃなかったっけ」 マイ「刹那が秘密の専用回線を開いてくれたんです。それで、こちらの状況を話したらすぐに来てくれると」 アルレット「そっか、イアンさんならダブルオーのGNドライブも復旧できるかもしれないわね」 マイ「ええ、トランザムバーストさえ使えれば、ELSと再対話できる目はあります」 シロー「結局今度も、ELSとの戦いは刹那頼みになってしまうな」 マイ「仕方ありませんよ。こればかりは相性というものもありますから」 アルレット「むしろドモンは相性の悪いMFでよくあそこまで足止めしてくれたわ。後でちゃんとフォローしてあげてね?」 シロー「ああ、わかってるよ」 ……話を聞いている内に居たたまれなくなり、ドモンは校庭へと出た。 すると、偶然にも向こうから刹那が歩いてくるのが見えた。隣にはレインの姿もある。 思わず踵を返して逃げようとしたその背中に、レインの声が刺さる。 レイン「ドモン! 心配したのよ? ELSと戦って撤退してきたっていうから」 ドモン「…………」 レイン「お師匠さんとシュバルツのことは聞いたわ。でも大丈夫よ、あの二人は色々と規格外だからきっと無事……」 ドモン「別に心配なんしてしちゃいない」 レイン「……そう、よかった」 ドモン「それよりお前はどうしてここにいるんだ? しかも刹那と一緒に」 レイン「え? わたしはここが医療キャンプになってるって聞いたから、医者として助けに。刹那くんは……」 刹那「俺は、ドモン兄さんにどうしても言いたいことがあって来た」 ドモン「俺に言いたいことだと?」 怪訝な目で睨むドモンを他所に、刹那はタブレット端末を操作し、画像を呼び出した。 レイン「これはガンダム?」 ドモン「ふん、ダブルオークアンタか。しかし、いつも見慣れているものとは武装が違うようだが」 刹那「ダブルオークアンタフルセイバー。クアンタの武装バリエーションの一つだ」 レイン「へえ、随分刺々しいわね」 刹那「シミュレーション上、この機体ならばELSも単機で殲滅可能だ」 その言葉を聞き、ドモンは眉間に皺を寄せた。 ドモン「おい刹那。自慢がしたいなら別のところへ……」 刹那「だがこの機体はガンダムではない」 ドモン「なに?」 刹那「ドモン兄さんはガンダム・ザ・ガンダムだ」 レイン「えーっ……と」 刹那「ならば、ドモン兄さんもガンダムになれると俺は信じている」 刹那は曇りのない真っ直ぐな目でドモンを見た。 刹那「言いたいことはそれだけだ」 ドモン「あ、おい、待てっ!」 レイン「ホントに言いたい事だけ言って行っちゃったわね。ドモン、何か伝わった?」 ドモンは黙って首を振った。 ドモン「なんだ、ガンダムになれって……アムロ兄さんのように振舞えとでも言いたいつもりか?」 レイン「あ、ちょっとドモン! ねえ、どこへ行くの?」 ドモン「ゴッドガンダムのところへ戻る。まったく、どいつもこいつも俺を子供扱いしやがって……!」 レイン「待ってよ! ならわたしも一緒に」 ドモン「勝手にしろ!」 257オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 02 33 08.39ID mqB5seL+0 数分後:ゴッドガンダムのコクピット レイン「やっぱりダメね。ELSの細胞は完全に機体と一体化しちゃってる。もう頭以外を全とっかえした方が早いわ」 ドモン「アルレット姉さんの見立ては正しかったか」 ため息と共に、ドモンはゴロリとコクピットに寝転がった。 ドモン「もういい。MFが使えないんじゃ俺には何もできない。あとは兄さんたちや刹那がなんとかしてくれるだろ」 レイン「ドモン……」 ぶっきらぼうに振舞うドモンにレインが手を伸ばそうとした、その時だった。 ???『貴様、何を不貞腐れておるのかああああああ!!』 ドモン「だ、誰だ!?」 ???『ワシだぁぁぁ!!』 怒鳴り声と共に、 突如、モニター一杯に髭面の壮年男性の顔が表示される。 ドモン「あんたは! ライゾウ・カッシュ博士!?」 レイン「ライゾウ博士って、キョウジさんのお父さんでデビルガンダムを作った……」 ライゾウ『いかにも! ワシが天才科学者ライゾウ・カッシュよ!! 久しぶりだなドモン!』 ドモン「久しぶりって。あんた今、冷凍刑を受けているはずじゃ……」 狂気の天才科学者ライゾウ・カッシュ。 彼はデビルガンダムを造った罪で、現在も冷凍刑に処されていた。 ライゾウ『フン、こんなこともあろうかと! あらかじめゴッドガンダムにはワシの人格を模したAIを埋め込んでおいたのだ!」 レイン「それはおかしいわ。だってお父様がこの機体が造ったのは、博士が冷凍刑を受けてからよ。AIを埋め込む隙なんて……」 ライゾウ『簡単なことよ。なぜならこのゴッドは元々ワシが造り上げたモノだからな』 レイン「え」 ライゾウ『そう! このゴッドガンダムこそ! アルティメットガンダムが暴走した際のカウンターとしてワシが用意していた機体よォォォ!!」 ドモン「な、なんだってえええ!!?」 ライゾウ『その様子、どうやら知らなかったようだな。ハン、ミカムラのヤツ、自分が作ったとでも言いふらしておったか」 レイン「そんな……信じられない」 ライゾウ「まあそんなことは今はどうでもいい。ワシが目覚めたということはドモン。貴様負けたな?」 ドモン「ギクッ!」 ライゾウ『機体の状況から察するに、相手はアルティメットが暴走したD……いや、異星から来た金属生命体Eか』 ドモン「あんた! ELSのことを知っているのか!?」 ライゾウ『ワシを誰だと思っておる! アルティメットの三大理論を構築した時から予想はしておったわ。宇宙にも同じような性質を持った異星体がいるかもしれんとな」 ライゾウ博士はニヤリと笑った。 ライゾウ『そして、もし奴らが襲来した時の備えもちゃあんと用意しておるわ』 ドモン「なにっ!」 ライゾウ『ワシの研究所へ行けい、ドモンよ! そこでEに対する新たな力を手に入れるのじゃああああああ!!』 ガロード「大変だシロー兄! ドモン兄がゴッドガンダムでどっかに飛び出して行っちまった!」 シロー「なにっ!」 アルレット「まさかドモン、ELSに負けたことを気に病んで、ガンダム主人公伝統の家出を……」 劉備「いや、そんないい大人が」 キャプテン「普段はワイルドに振舞っているが、ドモンの内面は兄弟でも1、2を争うほどナイーブだ。可能性は大いにある」 シロー「わかった、とにかく俺が追いかけて……」 マイ「みんな、大変です!」 シロー「またか! 今度はなんだ!?」 マイ「ソロモン幼稚園に救助に向かったザビ家のドロスから緊急通信です。現在、MAに襲撃を受けていると!」 258オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 06 18 20.82ID mqB5seL+0 日登町西区:上空 ザビ家の保有する巨大空母ドロス。 その巨体は今、全面を夥しい数の小型MAによって蝕まれていた。 MAハシュマルの随伴機、プルーマだ。 ドズル「うおお! MAどもめ、こんなところまで追ってきおって!」 デラーズ「正念場だ、ガトーよ。必ず子供たちを守れ!」 ガトー「御意、ここを死地とします!」 艦内では居住ブロックに続く通路を、ドズルたちが必死に防衛している。 園児「せんせえ……わたしたち、どうなっちゃうの?」 ゼナ「大丈夫よ、園長先生たちが必ずみんなを守ってくれるわ」 セイ「くそっ! こんなとき、戦艦も隠れられるドム・バオア・クーの開発さえ間に合っていれば……!」 ゼナ「念のため聞くけど、それもガンプラなのよね……?」 一方、艦の外ではバナージたちが必死でプルーマの排除にあたっていた。 プルーマは船に取りつき、中に侵入しようとあちこちで外装に穴を開けている。 その内の一機を今、G-セルフのバルカン砲が破壊した。 ベルリ「ああ、もう! 倒しても倒してもキリがない!」 ハリソン「泣き言をいっている暇はないぞ! 一体でも侵入を許せばなし崩しになる!」 マクギリス「そうなればこの船は終わりだ。……む、MAに高エネルギー反応! 来るぞバナージくん」 バナージ「はい!」 地上では、多くのプルーマを引き連れたMAハシュマルがドロスを追ってくる。 MAは鳥のような頭部を開くと、ドロス目掛けて青白いビームを発射した! バナージ「やらせるかあ!」 ユニコーンガンダムはサイコ・フィールドを展開し、船を守った。 激しくぶつかるビームとバリア。その余波を受け、近くにいたプルーマが数匹、爆発する。 バナージ「はあ、はあ。なんとか防げた」 マクギリス「だがすぐにまた来るぞ」 ベルリ「もうこうなったら、本体を直接叩くしか……!」 ハリソン「本音を言えば、応援を待ちたいところではあるな!」 259オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 06 21 52.36ID mqB5seL+0 ドロス:ブリッジ デギン「戦況はどうなっておるか!」 ギレン「よくはありませんな。艦内への直接的な侵入はまだですが、機関部が損傷し、高度は落ちています。不時着も時間の問題かと」 キシリア「救助に来ておいてこのザマとは。これでは道化だよ」 ガルマ「そんな悠長にしている場合ですか! すぐに脱出しないと……」 デギン「ザビ家の男が取り乱すでないガルマよ!」 ガルマ「は、ハイ!」 デギン「……今脱出したところで、結局は小型機に喰われるか、MAに切り裂かれるのがオチよ」 ギレン「ええ、そうなるでしょうな」 デギン「それよりも、あのMAを人々が避難している場所へ近づけてはならん。いざという時は自爆してでもヤツを止めるのだ」 キシリア「我々に死ねと仰るのですか父上は!」 デギン「反論は聞かん! よいな、必ず実行するのだ。わかったなギレンよ」 ギレン「……御意に」 ガルマ「そんな……」 その時、船の後部で大きな爆発が起こった。ダメージを受けていた機関部が、遂に火を噴いたのだ。 黒煙を上げながら、ドロスはゆっくりと海に向かって落ちていく。 ドズル『すまん兄貴! 今の爆発で小型MAの侵入を許した!』 マシンガンを乱射しながら、ドズルが通信機に向かって叫ぶ。 デギン「ギレン! 悲しいがここまでだ。この船ごとMAを……!」 ギレン「全乗員に告ぐ。これより三分後、全ての隔壁を閉鎖する。乗員はすぐに持ち場を離れ、ブリッジまで来い。命が惜しければな」 デギン「儂のいうことが聞けんのかギレン! 今すぐ自爆せよと」 ギレン「アレをご覧ください、父上」 デギン「なにっ?」 ギレン「彼らはまだ、戦っていますよ」 ドロスのモニターに映し出されたのは、青と白のガンダムだった。 G-セルフとユニコーン、この二機は今、地上でハシュマルと戦っている! ガルマ「これは!?」 ギレン「親機であるMA本体を倒せば、小型機も止まります。彼らはドロスが墜落すると見るや否や、MA本体への攻撃に切り替えたのです」 デギン「なんと……!」 ギレン「隔壁が破られ、プルーマがブリッジに接近するまであと五分といったところでしょうか」 デギン「それまでに、彼らがMAを倒してくれると?」 ギレン「それはわかりません。ですが自爆するのはいつでもできます。なら、彼らに命を預けてみるのも一興かと」 ギレンの声色はどこまでも冷静さを失っていない。 デギンはフーッとため息をつき、椅子に腰を下ろした。 デギン「……わかった。タイミングはお前に任せるぞ、ギレン」 ギレン「承知しました」 ガルマ「意外です。あの兄上が、他人に命を預けるなんて」 キシリア「そうだな」 そう言いつつも、キシリアは横目でギレンのデスクに置かれた一枚のプリントを見た。 プリントには来週の日付で、『授業参観のお知らせ』と書いてある。 これは昨日、ギレンがプルとプルツーに無理やり押し付けられていたものだ。 誰が行くかとギレン本人はムキになって否定していたが…… キシリア「兄上も、意外と甘いようで」 260オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 06 25 46.77ID mqB5seL+0 日登町西区:海岸 ハシュマル「キシャアアアアアアアアアアア!!」 バナージ「来るぞ!」 ベルリ「いきなりやられないでよ、バナージ!」 地上ではG-セルフ・ユニコーンのタッグとMAの、本格的な戦闘が始まろうとしていた。 先手を取ったのはMAハシュマル。 巨体に見合わぬ軽やかさで接近し、脚部クローでわしづかみにしようとする。 ベルリ「動きが直線的すぎるんだ!」 二機はそれを難なく回避。返す刀でG-セルフが切りかかろうとした、その時。 バナージ「尻尾だ、ベルリ!」 バナージの声が発せられるとともに、ベルリはG-セルフを高速で転回させた。 するとすぐ横を、鋭い刃が高速で駆け抜けていく。 ハシュマルの背部に装備されたワイヤーブレードだ。 ムチのようにしなるこの刃は、360度、自在な攻撃を可能とする。 ベルリ「っぶなかった~!」 バナージ「気をつけろよベルリ。三日月のバルバトスについてるのと同じだ」 ベルリ「ていうか元々、MAから奪ったものだっけ」 兄弟の一人、三日月・オーガスもまた、火星で同じMAと戦ったことがあるという。 彼の機体であるガンダムバルバトスルプスレクスは、 その時倒したMAのパーツを流用して改造されているのだ。 ベルリ「三日月だって倒したんだ、僕らだって!」 バナージ「こいつはただの殺人マシンなんだ。なら、全力で行かせてもらう!」 バナージの意思に反応し、ユニコーンガンダムの各部装甲が展開、デストロイモードへと変形した。 最大稼動が可能になったユニコーンは、縦横無尽な動きでMAを翻弄する。 一方、G-セルフはその間空中に待機。 ユニコーンと戦闘中のハシュマルの上に陣取った。 ベルリ「相手が人間じゃないのなら、これを使う時だ!」 ベルリの叫びと同時に、パーフェクトパックの基部から地上に向けていくつもの光の粒が降り注いだ。 ベルリ「フォトン・トルピード!」 フォトン・トルピード、反物質を閉じ込めたこの結晶は、触れたものを問答無用で対消滅させる。 そのあまりの破壊力から、ベルリ自身、対人戦では決して使うことはない。 だが、殺人マシンであるMA相手なら話は別だ。 見よ、反物質が弾けるたび、ハシュマルの装甲は穴だらけになっていく! ハシュマル「ギャオオオオオオオオオオ!!」 ベルリ「行けっ! そのまま全部消えちゃいなさいよ!」 ハシュマルは苦し気な叫びをあげた。 だが降り注ぐフォトン・トルピードの雨の下、MAは動くことも出来ない。 261オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 06 31 00.19ID mqB5seL+0 バナージ「やったのか?!」 二人が勝利を確信した、その一瞬だった。 ハリソン「まずい、そっちに行ったぞ!」 突然割り込んできたハリソンからの通信。 すると次の瞬間、周囲に散らばっていた何百匹ものプルーマが一斉にハシュマルへ向けて飛び込んでいく! プルーマはあっという間にハシュマルの全身を覆いつくした。 バナージ「なんだ……なにが起こってる!」 ベルリ「考えてる時間はない! もう少しで倒せるんだ、このままいく!」 G-セルフはさらに上空から反物質による爆撃を続ける。 だが学習したのか、フォトン・トルピードは全てプルーマが受け止めてしまい、MA本体まで攻撃が届かない。 業を煮やしたベルリは、より至近距離で攻撃しようと近づいた、だが。 バナージ「ダメだベルリ!」 ベルリ「え」 大量のプルーマを突き破り、突如としてMAが大出力のビームを発射する! これにはさすがのベルリも反応しきれず、G-セルフのバックパックはビームの直撃を受けた。 ベルリ「ぐうう!」 ビームはG-セルフのフォトン・トルピード発射口を破壊した後、そのまま天を衝き、雲を割った。 そして纏わりついていたプルーマの残骸が崩れ落ちた後、下から現れたのは無傷のMAの姿だった。 バナージ「どういうことだ。装甲が再生している?」 マクギリス「あれがMAの生態だ、バナージくん」 バナージ「生態ですって?」 マクギリス「あの小型随伴機がいる限り、MAはいくらでも再生される。MAのために資源を集め修復する、それがあの小型機の役割なのだ」 ハリソン「そしてMAは、いくらでもあのプルーマとやらを産み出せる。つまり……」 バナージ「両者を完全に分断し、引き離さなけりゃ」 ベルリ「いつまで経っても倒せないってことか!」 マクギリス「無論、いくら再生できるとはいえ資源は有限だ。集団で持久戦に持ち込めば勝てない相手ではないだろう。しかし……」 マクギリスはチラと、先ほど沖に不時着したドロスに目をやった。 だいぶ減ったとはいえ、煙を上げる艦内にはまだ十数匹のプルーマが残っているはずだ。 そしてなにより、先ほど聞こえたギレンの放送を聞くに……。 マクギリス「しかし、あまり時間をかけている余裕はなさそうだな」 ベルリ「ゴメン、フォトン・トルピードも品切れだ」 ハリソン「どうする、バナージくん!」 バナージは焦る心を抑え、必死で頭を回転させた。 先ほどの攻撃を警戒しているのか、ハシュマルとプルーマは攻撃してこない。 しかしこうして睨み合っている間にも、時間はどんどん過ぎていく。 262オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/08/18(日) 06 34 19.12ID mqB5seL+0 デギン「時間じゃな」 ギレン「…………」 デギン「わかっているはずだぞ、ギレン」 父の声に圧されるように、ギレンはデスクの上のプリントを握りつぶした。 そしてブリッジクルーに向け、号令を発する。 ギレン「総員、これよりドロスはMAに向け特攻を行う。その後、エンジンを暴走させ……」 ガルマ「ま、待ってください兄上!」 デギン「ガルマ、見苦しい真似はよせ。今更命乞いなど」 ガルマ「違うんです、この空域に機影が接近中。すごい速度です!」 キシリア「なに? 増援が来たのか!」 ガルマ「わかりません。けど……随分大きい。100m以上あるぞ!」 『……ナージ、バナージ!』 ノイズ交じりの通信がバナージの思考を中断した。 戦場には似つかわしくない、随分幼い声だ。 バナージ「誰だ……? いや、この声、まさか!」 『よくわからないが、とりあえずその鳥みたいなやつらをたおせばいいのだろう? わたしがやってみる』 バナージ「まさか、オードリー! きみなのか!」 ミネバ「ちゃんと避けろよ、おまえたち?」 次の瞬間、山の向こうから何十、何百ものミサイルが白い糸を引いて発射される! ミサイルは怒涛のごとき勢いでプルーマの群れに着弾、一気に半分以上が消滅! プル「やった、当たったよ!」 プルツー「油断するなよ姉さん。この機体の構造、まだよくわかっていないんだから!」 アルミリア「あ、あの機体バエル! マッキーもいますわ!」 マリーメイア「お父様……わたしに力を貸してください」 ミネバ「ぶじですか、おとうさま、おかあさま!」 ミサイルのあと、戦場に降り立ったのは一機の巨大なMSだった。 ハリソン「赤い……ジム?」 マクギリス「いや、それにしては巨大すぎる。それにMSと呼ぶには、あまりにも……」 ギガンティス バナージ「巨神……!」 絶体絶命の状況の中、戦場に現れた意外な増援。それは…… __ _/ / .. i、 /l /ニ/ _ _ _ _ | i、 / /エ i/二二ヽi \ _ ./ /┬-i ii |/三三i i.i .\ __| .|_r- .r-ッ, __ / / ¨ .!! 三三i i ¨l / |.o.| | _ _| | _ _| / / __ ,rッ----、_ | ¨ | ` ー-|| 三三| | .ノ r| r――、! _ i | _ _| ./ .// / T _ _ _ _ _ _./ i | | 〈〈 三三| ..| `! .Y´`Y | |.| |/ // 7/ | | |`ヾ、;;,,__|_!三三| _;|_ _.ゝ」 !..| Y 'ヾ 7 //_ - - -| | i、 r'ッ/ / r-'―/ r'三トr―、| _ _ Y ̄~\ ./ | ./ /_ /_./ / /_三_/∠/∠/r―' i ヽ ii ,'Y .! / / / /下.| |_ _ _ _ i 三 i ゝ--、i | _ _ _ ノ ,' | y' ! /←コレ / / / | | . |--、.∨.三 | r――-| |=='――-i ,' | y' i _ i / / / .| | . | .i__i .三 ! '/ ̄i ̄|_|二二i二ニ\_,' ./y' i/ `i / / /r /'\ \ ト-='_i_二二;;i _ _ _i _ _| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i / ./io゚ / / / /ヾ/ | ヾ;;;;| i i ;;;;;;;;;;;; . /_ _ liヘー――――.∧ / io゚/ `ヾ、/ー/ / /i .i 三三 /| | ヘ三ヘ _ _ |∧ / io゚/ ___ゝ、 |_ _ _ / .| i i´`i / | | ヘ ソヘ_ _ _ッァ ,∨¨i三ゞ / /\ _ _/-、 ̄ _| i心ソ/ | | | 三| |
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8831.html
404オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/11/17(日) 21 23 46.51ID 99jsSW0N0 日登町武道館 突如武道館のリングに降り立った異形の機体―― バルバトスルプスレクス・シドは、ゆっくりと頭を回し、周囲を確認した。 まるで何かを探しているかのようだ。 イオ「三日月! おい三日月! それに乗ってるのか!?」 ガロード「反応しない……ひょっとしてどっかで放り出されたのか?」 ウッソ「いえ、あの機体からは三日月兄さんの気配を感じます」 フリット「手持ちの機器で計測してみたけど、生体反応からして三日月兄さんが乗ってるのは間違いないよ」 バナージ「そうか、ならまだよかった」 フリット「(もっとも『どんな状態で乗ってるか』はわかんないけどね……)」 バルバトス・シドは未だリング上から動く気配はなかった。 目的がわからない以上、ZザクとZZガンダムもまた、うかつには行動できない。 ただ間合いを保ちつつ、いつでも飛び掛かれるよう警戒を続けるだけだ。 ジュドー「これからどうする、カミーユ兄?」 カミーユ「どうするって、今すぐ戦えるのは俺たちだけだ。こんなところで暴れられたら……」 知っての通り、シドには大量破壊兵器が満載されている。 もしここでシドが暴れだしたら……その被害は考えたくもない。 カミーユ「どっちみち、シドの足元にはミンチになったクワトロ大尉たちがいるんだ。二人だって救出しなけりゃ」 ジュドー「なら、やるしかないってことね。ハア、連戦は辛いんだけどな」 そうボヤキつつ、ZZガンダムはゆっくりとバルバトス・シドの背後に回る。 カミーユ「(呼吸を合わせろ、一気にいくぞジュドー)」 ジュドー「(あいよ。3、2、1……)」 二機は一斉に飛び掛かった。 バルバトス・シドはまだよそ見をしている。 制圧するには絶好のタイミングだ。 だが! ジュドー「え!?」 カミーユ「消えた!?」 前後から飛び出した二機の前から、突然手品のようにバルバトス・シドが姿を消した。 カミーユとジュドーは顔を見合わせて思わず困惑する。 405オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/11/17(日) 21 26 37.00ID 99jsSW0N0 ガロード「何やってんだジュドー! 後ろだ!!」 ジュドー「え? ……うああああああ!!」 振り返ったZZガンダムの脇腹に、バルバトス・シドの大型メイスが叩きつけられる。 ZZガンダムはバウンドしながら観客席の壁まで吹き飛ばされた。 カミーユ「ジュドー!」 そして間髪入れず、背中のテールブレードがZザクを薙ぎ払った。 背中を激しく強打され、Zザクはリング下に叩き落される。 カミーユ「ぐはっ!」 ウッソ「ジュドー兄さん! カミーユ兄さん!」 為す術なく倒されたZZガンダムとZザク。 バルバトス・シドはそんな二機には目もくれず、何事もなかったかのように悠然と立ち尽くしている。 クリス「ウソでしょ……いくら試合の後とはいえ、カミーユとジュドーが一瞬でやられちゃうなんて」 フリット「それより今のシドの動きだよ! シャクティ、まだカメラは回ってる?」 シャクティ「え、ええ。撮影は続けてますけど」 フリット「見せて!」 フリットは慌てて先ほどの戦闘の様子を確認した。 フリット「やっぱりそうだ!」 ウッソ「なにかわかったんですかフリット兄さん」 フリット「うん、カミーユ兄さんたちの突撃を躱したシドの動き、あれは間違いなく阿頼耶識システムの動きだ」 ウッソ「阿頼耶識システムの? じゃあつまり」 フリット「うん、あのバルバトス・シドは、乗ってる三日月兄さんとバルバトスを完全に掌握してるってこと」 ウッソ「それって……」 ウッソが何か言いかけた時だった。 シドが開けた天井の穴から、今度は二機のMSが舞い降りてくる。 シーブック「やっと見つけたぞ、シド!」 シン「こんな人が多いところに逃げ込みやがって!」 ガロード「シン兄! シーブック兄!」 バナージ「どうしてここに?」 シーブック「さっきヨナ兄さんから連絡を受けてさ」 シン「シドに乗っ取られたバルバトスが市街地に向かってるから、止めてくれって」 シーブック「ヨナ兄さんたちも今、急いでこっちに戻ってきてる。ベルリも一緒だそうだ」 バナージ「ベルリ……! 無事だったんだな」 ほっと胸をなでおろすバナージ。 そこで壁に貼り付けになっていたZザクとZZガンダムも起き上がる。 406オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/11/17(日) 21 26 59.55ID 99jsSW0N0 カミーユ「痛つつ……くそ、完全に油断した」 ジュドー「あれ、シン兄、シーブック兄いつのまに?」 シーブック「気が付いたか二人とも」 シン「ていうか何で頭ザクになってるんだカミーユ?」 カミーユ「うるさいな! こっちも色々あったんだよ!」 その時、立ち尽くしていたバルバトス・シドの様子が急変した。 爛々と赤く輝くカメラアイ、翼を大きく広げたその姿はまさに悪魔そのものだ。 バルバトス・シドは餌を見つけた野犬のように、敵意剥き出しでメイスを大きく振りかぶる。 シーブック「! 悠長に話してる暇はないみたいだぞシン!」 シン「ああ! まずはこいつをここから引きずり出す!」 F91とデスティニーガンダムはバルバトス・シドの左右の肩を抑え込んだ。 そしてそのままスラスターを噴かし、バルバトス・シドを武道館の外へ引きずり出そうとする。 だがそう思い通りにはいかない。 空中でバルバトス・シドは巨体を震わせ、激しい抵抗を見せる! シン「くそ! 暴れんなって!!」 シーブック「まずい! 尻尾が……!」 そこで暴れるバルバトス・シドのテールブレードが壁を切り裂いた! シーブック「ああっ! 破片が!」 バーニィ「観客席の、小学生たちのところに落下する!」 マリーメイア「きゃあああああ!」 ミネバ「うわあああ!」 ドズル「ミィネェバアアアアアアア!!」 バナージ「オードリー!!」 だがしかし、壁の破片はミネバをミンチにはしなかった。 咄嗟に飛び込んできたZZガンダムが盾となり、少女たちを守ったのだ。 ジュドー「あっぶねえ~。大丈夫か、ミネバ」 ミネバ「う、うん。ありがとうジュドーお兄ちゃん(赤面」 プル「さっすがジュドー! 頼りになる~!」 プルツー「ジュドーはいつだって私たちを助けてくれるんだ」 カーラ「すごいや! 私のパパと一緒だね!」 デギン「ミネバを救ったあの身のこなし……ううむ、やはり今、ミネバの婿に一番ふさわしいのはあの小僧か」 ギレン「の、ようですな」 ゼナ「まあ、お二人ったら気が早い……」 バナージ「がーーーーーーーーーーーーん!!」 ガロード「バナージ兄! 今はショック受けてる場合じゃないって!」 グラハム「そうだ! あの二人がシドを引き付けている内に、急いで人々の避難を!」 ティファ「あ……!」 ガロード「どうしたティファ!」 ティファ「みなさん……身を伏せてください!」 珍しく声を張り上げ、ティファが人々に警告を発する。 見上げると、そこにはバルバトス・シドが武道館に向けて無差別にフェザーミサイルを放つ姿が……。 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
https://w.atwiki.jp/gungunpsp/pages/48.html
セリフ アムロ(0093)と出撃 「あいつのガンダム、デカイな」 アムロ(0093)と勝利 「あいつのガンダム、どうやらデカイだけじゃないらしいな」 ゴッドガンダムと出撃 「何!あいつもゴッドガンダムだと!」 ゴッドガンダムと勝利 「野郎…技まで俺と被ってるのか」 東方不敗をロックオン 「東方不敗マスターアジア!!かぁぁぁくごぉぉぉぉ!!!」 東方不敗を撃墜 「師匠ぉぉぉぉ!!!」 東方不敗と出撃 「し、師匠、ゴッドガンダムでお供させていただきます」 東方不敗と出撃 「さすがは師匠!動きが軽い!」 東方不敗と出撃 東方不敗「修行時代を思い出すのう。行くか」ドモン「はい、久々に血が騒ぎます」 東方不敗と出撃 東方不敗「行くかドモン」「はい、師匠!」 東方不敗とGCO 「師匠、今です!」東方不敗「ドモン、ここはワシに任せろ」 東方不敗と勝利 東方不敗「見事だドモン、相当修行を積んだらしいな」 東方不敗と勝利 東方不敗「流石は我が弟子」「いえ、すべて師匠の作戦のおかげです!」 シン(FAITH)と勝利 「へえ、あいつのガンダムにもシャイニングフィンガーがあるのか」
https://w.atwiki.jp/generation-genesis/pages/1101.html
確認検証中 + ガンダム系 確認検証中【未:未確認】 作品 機体名 機動戦士ガンダム ガンダム 未 MSV G-3ガンダム 未フルアーマーガンダム 未パーフェクトガンダム 未 MS-X ヘビーガンダム 未 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 陸戦型ガンダム【第08MS小隊仕様】 未陸戦型ガンダム(ジムヘッド) 未ガンダムEz8 未 機動戦士ガンダム CROSS DIMENSION 0079 ピクシー 未 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY ブルーディスティニー2号機 未ブルーディスティニー2号機(ニムバスカラー) 未ブルーディスティニー3号機 未 ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079 ガンダム6号機(マドロック) 未ガンダム6号機(マドロック)【未完成状態】 未 機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles 陸戦型ガンダム 未 機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに… ガンダム4号機 未ガンダム4号機[Bst] 未ガンダム5号機 未ガンダム5号機[Bst] 未 機動戦士ガンダム サンダーボルト フルアーマー・ガンダム【サンダーボルト版】 未 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 アレックス 未アレックス【チョバム・アーマー装備型】 未 機動戦士ガンダム戦記 BATTLEFIELD RECORD U.C.0081 ガンダム7号機 未フルアーマーガンダム7号機 未重装フルアーマーガンダム7号機 未ジーライン・スタンダードアーマー 未ジーライン・ライトアーマー 未ジーライン・アサルトアーマー 未 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク スレイヴ・レイス 未ピクシー(フレッド・リーバー機) 未ペイルライダー(陸戦仕様) 未ペイルライダー(空間戦仕様) 未トーリスリッター 未 機動戦士ガンダム ファントム・ブレット ガンダム試作0号機 未 機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー ガンダム試作1号機 未ガンダム試作1号機フルバーニアン 未ガンダム試作2号機 未ガンダム試作3号機ステイメン 未ガンダム試作3号機 未ガーベラ・テトラ 未 機動戦士Ζガンダム Ζガンダム 未百式 未ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様) 未ガンダムMk-II(ティターンズ仕様) 未スーパーガンダム 未リック・ディアス【レッドカラー】 未リック・ディアス 未ディジェ 未サイコ・ガンダム 未 Ζ-MSV ΖII 未量産型Ζガンダム 未百式改 未量産型百式改 未ガンダムMk-III 未 ガンダム新体験 0087 グリーンダイバーズ Ζガンダム3号機 未 ADVANCE OF Ζ ~ティターンズの旗のもとに~ ガンダムTR-1[ヘイズル] 未ガンダムTR-1[ヘイズル]フルアーマー・タイプ 未ガンダムTR-1[ヘイズル改] 未ガンダムTR-1[ヘイズル・ラー] 未ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ] 未ガンダムTR-1[ヘイズル・アウスラ]ファイバーII形態 未ガンダムTR-6[ウーンドウォート] 未ガンダムTR-6[ハイゼンスレイII・ラー] 未ガンダムTR-6[クインリィ]フルアーマー形態 未ガンダムTR-6[インレ] 未リック・ディアス[シュトゥッツァー] 未 GUNDAM SENTINEL Sガンダム 未Ex-Sガンダム 未ディープ・ストライカー 未Ζプラス(テスト機カラータイプ) 未Ζプラス 未ハミング・バード 未FAZZ 未ガンダムMk-V 未 機動戦士ガンダムΖΖ ΖΖガンダム 未フルアーマーΖΖガンダム 未サイコ・ガンダムMk-II 未 機動戦士ガンダム逆襲のシャア νガンダム 未リ・ガズィ 未リ・ガズィ(バック・ウエポン・システム) 未 CCA-MSV Hi-νガンダム 未νガンダム(ダブル・フィン・ファンネル装備型) 未νガンダム(ヘビー・ウエポン・システム装備型) 未リ・ガズィ・カスタム 未 M-MSV 量産型νガンダム 未フルアーマーガンダムMk-III 未フルアーマー百式改 未量産型ΖΖガンダム 未量産型サイコ・ガンダム 未 機動戦士ガンダムUC ユニコーンガンダム 未ユニコーンガンダム(デストロイモード)【緑】 未ユニコーンガンダム【光の結晶体】 未フルアーマー・ユニコーンガンダム 未シルヴァ・バレト 未バンシィ 未バンシィ・ノルン 未デルタプラス 未 UC-MSV フェネクス 未デルタガンダム 未ガンダムデルタカイ 未シルヴァ・バレト(ファンネル試験型) 未 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム 未ペーネロペー 未 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ガンダム・バルバトスルプス 未 ガンダムビルドファイターズトライ ホットスクランブルガンダム 未 ハーモニー・オブ・ガンダム ガンダム試作2号機(MLRS仕様) 未 SDガンダムワールド ガチャポン戦士 スクランブルウォーズ サイコロガンダム 未 SDガンダムGX トルネードガンダム 未 その他ガンダムゲーム作品 サイコ・ガンダムMk-III 未 機動戦士ガンダム ギレンの野望 ガンダムMk-II試作0号機 未ガーベラ・テトラ改 未 GGENERATIONシリーズ フェニックスガンダム 未フェニックスガンダム(能力解放) 未フェニックス・ゼロ 未フェニックス・ゼロワン 未ネティクス 未シスクード 未ガンダムMk-IV 未ハルファスガンダム 未ハルファスベーゼ ハルバード 未マスターフェニックス 未 ガンダム Gのレコンギスタ G-セルフ(パーフェクトパック) 未 その他 ∀ガンダム(黒歴史) 未
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/8800.html
221オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/28(日) 18 45 06.39ID CWR1hg9w0 日登町東区 チボデー「止まりやがれえええ!!」 ジョルジュ「ローゼス・ビット!」 ( ゚∀゚ )/「ワッショイワッショイ!!」 \( ゚∀゚)「マツリダワッショイ!!」 進撃を続ける巨大MA──に擬態したELSたち。 ドモン達シャッフル同盟は町への侵攻を止めるべく、必死の抵抗を続けていた。 しかし、あらゆる物質を同化・吸収するELSに対し、 近接主体のガンダムファイターは圧倒的に不利。 サイ・サイシー「ダメだ、全然止まんねえよアニキ!」 アルゴ「やはり遠距離攻撃だけでは限界が……!」 アレンビー「でも、このままじゃもうすぐ街だよ!」 チボデー「大体なんでコイツら暴れてんだ!」 ジョルジュ「彼らとは和解したのではなかったですか?」 ドモン「確かにそのはずなんだが……」 眉間に皺を寄せるドモン。 だが、そんな劣勢の中でも二人、気を吐く者たちがいた。 東方不敗「十二王方牌、大車併ィィィ!!」 シュバルツ「どうしたどうしたどうしたぁ!」 ドモン「すごい、ELS相手に全くひかず……!」 アルゴ「やはりあの二人は俺たちより一段レベルが違う」 アレンビー「ていうかどうして普通に殴れるのあの人たち!?」 東方不敗「知れたことぉ! ただ同化されるより迅く拳を突き出し」 シュバルツ「吸収されるより迅く拳を引く、それだけのことよ!」 アレンビー「なにその左足が沈む前に右足を出せば水の上を走れる理論!?」 ジョルジュ「な、なるほど!」 チボデー「その手があったか!」 ドモン「さすがは師匠!」 アレンビー「あれ、なにこのカンジ? ひょっとしてアタシの方がおかしいみたいになってる?」 222オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/28(日) 18 46 36.21ID CWR1hg9w0 しかしマスターガンダムとガンダムシュピーゲルの奮戦にもELSは怯む様子はない。 それどころか、ますます勢い盛んに街へ向かって歩を進める。 ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ ジョルジュ「しかし、先ほどからELSが発してるこのチャントは何なのでしょうか」 サイ・サイシー「なんかのお囃子に聞こえるけど」 ドモン「確かに祭囃子にも似ているが……ELS、貴様たちは一体何がしたいんだ」 日登町中央区 アーミア「全部、全部わたしのせいなんです!」 ドモンたちのいる東区に向かう道中で、 アーミアは堰を切ったように話し出した。 シロー「大丈夫だ。誰も君を責めたりはしない。落ち着いて、何があったか教えてくれ」 刹那「ELSとは対話によってわかりあったはずだ。なぜ今更町を襲うような真似をする」 アーミア「それは……一昨日のことでした」 ~~アーミアの回想~~ ELS(´・ω・`)「モットコノホシノ、ブンカヲシリタイ」 アーミア「そうね~じゃあ夏だし、今年はお祭りでも見にいこっか」 ELS(`・ω・)「オマツリ~?」 ELS(´・ω・`)「ッテナァニ?」 アーミア「お祭りっていうのは……なんていうかな」 アーミア「こう、人形?とか花?とかで飾ったおっきな……なんていうんだっけ、なんとか車で町を練り歩いたり」 ELS(`・ω・´)「ネリアルク!」 アーミア「おみこしっていう、こう、三角のアレをみんなでもちあげてワッショイワッショイって」 ELS(`・ω・´)「Wasshoi!!」 アーミア「で、たまにケガ人が出るほど過激で……」 ELS(`・ω・´)「カゲキ!」 ELS(`・ω・)「オマツリタノシソウ!」 ELS(´・ω・`)「ボクタチモヤッテミタイ!」 アーミア「あはは、そうだねELSも参加したらきっと楽しいね」 ELS(`・ω・)「ジャア、スグニミニイコ?」 アーミア「ごめんね、わたし明日からちょっと泊りがけで研修なんだ」 ELS(´・ω・`)「エ~」 ELS(´・ω・`)「ハヤクオマツリシタ~イ」 アーミア「って言われてもなあ」 ???「お嬢さん。たまたま話を聞いてしまったのだが、よければ私が彼らを引率しようか?」 アーミア「え、いいんですか!」 ~~回想終わり~~ アーミア「……ってことが」 シロー「あ~一応聞くんだけどその声をかけてきた男の特徴は何か」 アーミア「はい、なぜか全裸でした」 シロー「フル・フロンタルか……」 ガロード「これもあいつの仕業かよ」 ウッソ「薄々そんな予感はしてましたけどね」 刹那「つまり、ELSはフル・フロンタルによって誤った祭りの情報を刷り込まれ、暴れているという訳か」 アーミア「ごめんなさい! わたしがもっとちゃんとお祭りについて説明していれば……!」 シン「ともかくさっさとELSの誤解を解いて……なんだ、急に通信障害が!?」 223オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/28(日) 18 48 13.13ID CWR1hg9w0 東区に近づくにつれ、またしても激しい通信障害が発生した。 それに伴い、刹那とアーミアは苦しそうに頭を抑える。 シロー「どうした刹那!」 刹那「これは……!」 アーミア「ELSの叫び声が……!」 ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ELSの叫び。それは賑やかな祭囃子。 祭りによってテンションの上がりきったELSの脳量子波は 通信障害すら引き起こしていたのだ。 シロー「ドモンと連絡がつかなかったのはこのせいか」 シン「大丈夫か二人とも」 刹那「問題ない……! とにかく、すぐにELSのもとへ急ごう」 フリット「あ、見えたよ。ドモン兄さんたちだ!」 アルゴ「む……」 サイ・サイシー「アニキ! 援軍だ!」 シロー「ドモン、遅くなってすまない」 ドモン「シロー兄さん、来てくれたのか。刹那も!」 アレンビー「やったね。彼がELSと対話してくれるんでしょ」 刹那「すまない。GNドライブが故障してトランザムバーストはもうできない」 チボデー「Shit! なんてこった」 アーミア「ごめんなさい! これはわたしの責任なんです。だからわたしがELSと対話します!」 ジョルジュ「貴女が?」 シロー「彼女も刹那と同じイノベイターなんだ。そしてこの街におけるELSの保護者兼代理人でもある」 ドモン「気をつけろ! このELSたちは普通ではない!」 確かにドモンの言う通り、擬態したELSたちは普通ではなかった。 サイコガンダムやデストロイガンダムといった巨大な機体が列をなし、 四角錐型のMAであるユグドラシルを担ぎ上げている。 ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ フリット「なるほどね。確かにお神輿を担いでるように見えるよ」 ウッソ「変に感心してる場合じゃないでしょ!」 アーミア「ELS~~!! 私の話を聴いて! あなたのそれはお祭りじゃないのよ!」 アーミアはELSの神輿行列の前に立つと、精一杯声を張り上げた。 ELSも足を止め、彼女を不思議そうに見下ろす。 ELS(`・ω・)「ワッショイワッショ……?」 アーミア「ちゃんと説明しなくてごめんね。でも、お祭りはこんな風に皆に迷惑をかけてやるものじゃないの」 ELS(`・ω・´)「…………」 アーミア「今度は、わたしがちゃんと本物のお祭りを教えてあげるから。ね? だからこんなことはもうやめて」 ELS(´・ω・`)「…………」 アーミアの説得に反応し、ELSの動きが止まった。 224オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/28(日) 18 50 47.54ID CWR1hg9w0 シロー「やったか?」 シュバルツ「いや!」 東方不敗「いかん!!」 ( ゚∀゚ )/「ワッショ~~~~~~イ!!」 \( ゚∀゚)「マツリダワッショイ!!」 アーミア「きゃあああ!」 アーミアの声は届かなかった。 それどころか、再び暴走を始めたELSはそのまま彼女を踏み潰そうとする! 間に合わない、誰もがそう思った。しかし! アーミア「……あれ。わたし、まだ生きてる?」 アーミアは恐る恐る目を開けた。 すると目の前には、ELSが擬態したサイコガンダムの足の下で踏ん張る、 マスターガンダムとガンダムシュピーゲルの姿があった。 シロー「あの二人、一瞬で足元に飛び込んでかばったのか!」 アーミア「あ、ああ……」 シュバルツ「何をぼんやりしている!」 東方不敗「ワシらが支えている隙に、さっさと逃げんか!!」 アーミア「は、はい!」 アーミアはハッと我に返り、慌てて足の下から逃げ出した。 それを刹那の00ガンダムが拾い上げる。 刹那「アーミアは保護した! あなたがたも早く離脱を!」 シュバルツ「いや、それは難しいようだ」 シュバルツは首を振った。 見ればサイコガンダムの足を支える二機の両腕は、 すでに手首までELSに同化・侵食されている! 東方不敗「フン、ワシとしたことがとんだブザマよ」 ドモン「師匠! ならばすぐに機体を捨ててお逃げください!」 シュバルツ「いやダメだ。思った以上に機体の侵食が早い」 シュバルツはコクピットの足元から徐々に身体に這い上がってくるELSの触手を見た。 どうやらDG細胞とELSは思った以上に相性がいいらしい。 ガンダムシュピーゲルとマスターガンダムはどちらも機体にDG細胞が含まれている分、 その侵食スピードは通常の機体より遥かに早い。 ドモン「!? ……ならば、俺たちがELSを倒す!」 サイ・サイシー「アニキ! シャッフル同盟拳だ!」 ジョルジュ「そうですね。我々最大の奥義ならば、完全に同化される前に殲滅することも可能なはず……!」 チボデー「やろうぜドモン!」 アルゴ「ドモン!」 ドモン「ああ、行くぞ!」 ドモンが頷き、五機はシャッフル同盟拳の態勢に入った。 だが、しかし! 東方不敗「この……大馬鹿共があああああ!!」 ドモン「!!?」 225オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/28(日) 18 57 26.85ID CWR1hg9w0 突如響く東方不敗の罵声。 ドモンは修業時代を思い出し、思わず身を固くした。 東方不敗「今ハッキリわかったぁ! 貴様ら尻の青いヒヨッコに、こやつらを止めるなど絶対不可能だと!」 ドモン「し、師匠!? いきなり何を」 東方不敗「うるさい! もはや貴様の言葉など聞く耳もたん! 顔を洗って出直して参れぇ!!」 ドモンは訳が分からない、とばかりに天を仰いだ。 こうしている間にもELSの侵食は進み、肩までもが呑み込まれている。 なのに、顔を洗って出直せとはどういうことか。 シュバルツもまた、東方不敗に同意する。 シュバルツ「ドモン、ここは我らの言葉を聞け。一度引き、頭を冷やすのだ」 ドモン「しかし! それでは師匠とシュバルツが!」 東方不敗「ふん、貴様に心配される道理は……ないわ!」 シュバルツ「我らもただではやられん! 呑み込まれると同時に体内へと飛び出し、中からELSを攪乱する!」 アレンビー「そんな無茶苦茶な……」 ガロード「この人らがいうと、あんまり冗談にも聞こえないんだよなあ」 シロー「ドモン。ここは彼らの言うとおりにしよう」 ドモン「シロー兄さんまで……!」 フリット「そうだね。アーミアさんの説得が失敗した以上、一度引いて態勢を整えた方がいいと思うよ」 なおも食い下がろうとするドモン。 すると遂に業を煮やしたのか、東方不敗は愛馬風雲再起を呼んだ。 風雲再起はゴッドガンダムを軽々と担ぎ上げ、そのまま戦場を離れていく。 ドモン「く、くそっ! 降ろせ、降ろせえええ!!」 アレンビー「ドモン!」 シュバルツ「さあ、お前たちも早く退け!」 サイ・サイシーたちは不可解そうに顔を見合わせた。 だが、有無を言わせぬ迫力に押され、一人、また一人とドモンに続いて戦場を離脱する。 刹那「俺たちも戻ろう」 アーミア「ELS……ごめんね」 フリット「せっかく来たのに、何もできないで逃げるなんて」 シロー「きっと東方先生には、先生の考えがあるんだ……うん?」 殿を務めるシローのEz8が振り返った時、 マスターガンダムたちはほとんど全身をELSに同化され、見えなくなっていた。 だがシローには、“ドモンをよろしく頼む”という東方不敗とシュバルツの声が聞こえた気がした。 コクピットの中、シローは無言で敬礼し、東区から撤退した。 ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ ∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩ワショーイ 後には、勝ち誇ったように祭囃子をチャントするELSが残された。 日登町東区での戦闘結果 シャッフル同盟……敗北、撤退 東方不敗……ELSに機体ごと呑み込まれ、生死不明 シュバルツ・ブルーダー……同上 227オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/29(月) 02 10 13.40ID DIIPNFbx0 日登町西区 シロー達が東区に向かっている頃、バナージとベルリは西区へ向かっていた。 目的はMAハシュマルに襲撃された、ソロモン幼稚園の救援だ。 ベルリ「それでどうなの? 通信は繋がった?」 バナージ「いや、まだだ。おかしいよな、通信障害は解消されたはずなのに」 ベルリ「まさかもうやられちゃったってコトは……」 バナージ「あのドズルさんがそんな簡単にやられるはずないと思いたいけど」 そうこうしている内に二人はソロモン幼稚園に着いた。 だが幼稚園はガランとして、MAどころか子供たちの姿すら見えない。 ベルリ「ちょっと、本当にやられちゃったんじゃないでしょうね?!」 バナージ「いや、もう避難したのかもしれないし。少し探してみよう」 周囲には戦闘の痕跡がまだ生々しく残っていた。 しかし、破壊されたプルーマの残骸が転がっているのは すべて幼稚園の敷地の外。 幼稚園本体はいつも通りきれいなままだ。 バナージ「幼稚園はちゃんと守り切ったんだな、ドズルさん……」 バナージはポツリとひとりごちた。 ベルリ「建物のなか見て来たけど、やっぱり誰もいないみたいね」 バナージ「となると、やっぱり気になるのはアレか」 ベルリ「うん。僕もここに来た時からずっと気になってた」 二人は同時にグラウンドの中央に目をやった。 そこにはドムが一機、ぽつんと立ち尽くしている。 ベルリ「てっきり戦闘で使われた後、放棄されたMSだと思ってたけど」 バナージ「その割には全然動体反応とかがないんだよな」 バナージはドムの前に立ち、不思議そうに頭部をまざまざと覗き込んだ。 すると突然、ドムのカメラアイがガラッと窓のように開いた! そして中からぬうっと、傷だらけのイカツい男が顔を出す。 バナージ「わあっ!?」 ドズル「ん? さっきから五月蠅いと思ったら、なんだ小僧か」 バナージ「ド、ドズルさん!?」 ベルリ「なんでドムの中に! ていうかなんで目のとこ開くのソレ!?」 セイ「それはこれがドムではなく、ドム型のシェルターだからです!」 そう言ってドズルの横から、ひょいとセイが顔を出す。 バナージ「セイ!? なんでここに」 ドズル「この小僧は幼稚園が襲われたと聞き、駆けつけてくれたのだ」 セイ「こんなこともあろうかと、ガンプラ技術の粋を結集して作り上げたドムシェルターですよ!」 あっけにとられるバナージたちをよそに、セイは自慢げに胸を張った。 228オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/29(月) 02 12 37.98ID DIIPNFbx0 デラーズ「このシェルターは素晴らしい。まるでジオンの魂が形になったようだ」 ガトー「ハッ、おかげで園児たちも全員無事です」 続けて出てきたデラーズ、ガトーが口々にセイをほめそやす。 見ればドムの中にはキッチンや風呂といった生活設備も完備しており、 スカート部には運動用のトラックまで備わっている。 ソロモン幼稚園の園児たちはそこで楽しそうに遊んでいた。 ベルリ「だからってなぜドムの形に……?」 セイ「なぜって、ドムは物を隠すのに最適な形だからですよ。昔から言うじゃないですか、木を隠すならドムの中って」 ベルリ「うん、森ね。ドムじゃなくて」 バナージ「お前って最近、ただドム好きな人になってるよな、セイ……」 セイ「やだなあ。そんなに褒めないでくださいよ」 ベルリ「褒めてないし」 バナージ「ともかく、早くここから脱出しましょう。オード……ミネバも心配して」 ドズル「貴様がミネバの名を口に出すなこのロリコンめ!」 ゼナ「もう、せっかく助けに来てくださったのにケンカして。親バカなんだから」 ベルリ「まあ、あの二人のことはほっとくとして、僕もさっさと逃げた方がいいと思いますよ」 デラーズ「それは勿論だ。小型MAは倒したが、本体は未だ健在だからな」 ガトー「しかし我々にもうかつに動けぬ理由があるのだ」 ベルリ「理由って?」 バルチャー1「ヒャッハー! 幼稚園から略奪だ~!」 バルチャー2「バケモノがサツどもをぶっ倒してくれたおかげで、安心して暴れられるぜ~!」 クダル「逃げ遅れた子供はとっ捕まえろ! 捕まえてヒューマンデブリよ!」 そこへ口汚い言葉と共に現れたのは、日登町近郊を根城にするバルチャーと宇宙海賊の一団だった。 彼らはこの混乱に乗じ、火事場泥棒をやっているのだ。 229オールアムロVSシャア軍団VSガンダム兄弟2019/07/29(月) 02 13 15.30ID DIIPNFbx0 ガトー「あの下郎ども、また来たか!」 デラーズ「先ほど散々痛めつけてやったというのに、懲りぬ奴らだ」 ドズル「MAからも守り切ったこの園と子供たちだ! やらせはせんぞ!」 威勢のいい言葉と共に、ドズルたちはマシンガン片手に生身で飛び出していく。 「がんばれ~組長せんせ~!」 園児たちはドムシェルターの腹部に設けられた窓から、その戦いを無邪気に応援していた。 ベルリ「あれ、これひょっとして僕らの救助とかいらなかった?」 ゼナ「いいえ、逆よ。助かったわ」 バナージ「というと?」 ゼナ「彼らはさっきから何度も襲撃と撤退を繰り返してるの。小型MAを撃退したタイミングを狙ってね」 バナージ「それってもしかして……」 ゼナ「そう。こちらの疲弊を狙っているのだわ。警察署も墜ちて外部からの救援も見込めないこの状況では」 ベルリ「いずれジリ貧になるってことか」 ゼナ「いくら主人たちが超人的でも数の差はどうしようもない。いずれは力尽きるわ。そうなれば子供たちは……」 ゼナは不安そうな目で園児たちを眺めた。 ゼナ「それにMA本体だっていつ襲撃してくるかわからないもの。そうなる前に」 バナージ「なんとしても逃げなきゃですね」 ゼナ「とはいえ子供たちの安全が第一よ。そのためにもまずはあの賊を徹底的に叩かないと。力を貸してくれる?」 バナージ「何か考えがあるんですね。わかりました、勿論協力します」 ゼナ「ありがとう。さすがミネバの見込んだボーイフレンドね」 バナージ「い、いやあ。ボーイフレンドなんてそんな(照」 ベルリ「イラッ ドズルさ~ん。なんかロリコンがちょっと調子に乗ってますよ~」 ドズル「なにぃっ!」 バナージ「ちょ、やめろベルリ!」 バナージ・リンクス【ユニコーンガンダム】&ベルリ・ゼナム【G-セルフ(パーフェクトパック装備)】withドズル・ザビ VS 野良バルチャーと宇宙海賊ブルワーズ連合、開戦――! link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ